犬の火葬は、どこでどうやって行うの?その方法と料金を紹介

ペットの遺骨とお供え

「ペットは家族」
「子どもの頃から兄弟のように育った犬だから、とても大切」
「いつもそばにいてくれた、唯一無二の親友」

犬や猫、そしてそれ以外のペットも、
すべて飼い主にとってはかけがえのない家族であり、兄弟であり、親友です。

しかし人が亡くなるように、いつかはこのペットを見送る日がやってきます。
どのように弔うかというのは人それぞれであり、あえて庭に埋めて彼(彼女)を偲ぶという人もいるでしょう。

ただ、「火葬をして、それに立ち合い、遺骨などを持ち帰りたい」という人もいます。
今回はそんな人のために、「ペット(ここでは主に犬を扱います)の火葬」について取り上げていきます。

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この記事の目次

  1. 犬が亡くなったときの法律的な考え方
  2. 犬の火葬方法は大きく分けて4つある
  3. ペットが亡くなってから火葬が終わるまでの流れ
  4. 火葬の費用は大きさと火葬方法によって異なる
  5. ペットの火葬はいつまでにするべき?
  6. ペットの火葬にかかる時間
  7. 犬の火葬に立ち会う際に必要なもの
  8. ペットの火葬業者を選ぶ際の注意点
  9. この記事のまとめ
  10. 監修者コメント

犬が亡くなったときの法律的な考え方

人間の場合、特例を除き、一人ひとりを棺に入れて火葬場で焼いていきます。
一般的に「火葬」と呼ばれている方法であり、基本的にはほぼすべての人がこのかたちで送られます。

では、犬の場合はどうでしょうか。

あえてドライな言い方をすれば、犬(ペット)は法律的には「物」として扱われます。
そのため、死んだペットをゴミとして出しても法律的には問題ありません。

ただ、現在は動物愛護管理法や、また心情的な面を考慮しても、
「大切なペットを、ほかのゴミと一緒に出す」というようなことは、
とてもできないでしょう。

また、行政側でも、このような扱いはしない方向に舵を切っているところがほとんどです。

そのため、ペットが亡くなった後は、自宅の庭に埋めたり、火葬をしたりして弔うというかたちが一般的でしょう。

なお、自宅の庭に埋めることには特に法律的な縛りはありません。
ただ、「この子は山がとても好きだったから、近所の山に埋めてあげよう」などと考えてはいけません。

こうした行動をとった場合、たとえそれが善意や愛情からの行動であったとしても、不法投棄とみなされ、罰金刑などが課せられることもあります。

犬の火葬方法は大きく分けて4つある

「人間と同じように火葬をしてあげたい」と考えた場合、その方法は4つに分けられます。
なお、ペットを火葬にするというと、私営の施設でしか行えないように思う人もいるかもしれません。

地方自治体へ依頼するという方法もあります。ただし、火葬の方法は自治体によって異なり、ペット葬儀社に依頼し合同火葬するケース、環境事務所などで引き取り、償却処分するケースなどがあります。

合同火葬

数匹のペットをまとめて火葬する方法です。
もっとも金額が安くなる方式であり、公営の場合はこの方法をとることも多いようです。
また、
「友達と一緒に空の上で仲良く遊んでほしい」
「一人でいかせたくない」
「みんなと一緒なら寂しくないよね」

と考える人にとっては、この方法は非常に魅力的に映るでしょう。

ただ、この方法の場合には注意点があります。
火葬を希望してペットを見送りたいと考える人の場合、
「マンション住まいで埋める土地がない」などのような事情の人を除き、
「遺骨を手元においておきたいから」という理由であることが多いでしょう。

しかし合同火葬の場合は、ほかの犬と一緒に焼かれるため、
「自分の犬の骨」が手元に帰ってくる可能性はほとんどありません。

職員(スタッフ)が合同で埋葬することになるので、
「自分の犬の骨」を手元に残したいという人には不向きです。

個別一任火葬(こべついちにんかそう)

「一任個別火葬」と呼ばれることもあります。
この方法の場合は合同で焼かれるわけではないので、「我が家の犬」の骨がしっかり残ることになります。

家族が立ち会うかたちではなく、スタッフがご遺体をお預かりして焼き上げ、その後でお骨を返すかたちを取ります。

「しっかりと見送ってあげたいけれど、焼いているのを見るのは精神的に厳しい」
という家庭でも、この方法ならば選びやすいでしょう。

個別立ち会い火葬

一般的な人間の火葬と同じように、家族が立ち会って火葬にする方法です。
一般的に、「ペットの火葬」と聞いて思い浮かべるのは、この方法かもしれません。

ペットの葬儀・火葬を扱う業者にペットの遺体を持ち込み、火葬をしてもらうやり方です。
このやり方の場合は、遺骨の収骨も家族で行います。

「自分たちの手でペットの面倒を最後まで見ることができる」
というのがこの方法の特徴ですが、小さなお子さんなどがいる家庭の場合は
「子どもにどこまでそれを見せるのか、見せることの意味とは」
ということを考える必要も出てくるかもしれません。

小さいお子さんだからこそ最後までペットの死に向き合わせることが良いのか、それとも悲しみが深くなりすぎるかもしれないと考えるのかは、それぞれの家庭の考え方に委ねられるでしょう。

訪問火葬

「出張火葬」とも呼ばれることがあります。
この方法は文字通り、家(マンション)まで車が来て、そこで火葬にするやり方を指します。
火葬設備を備えた特別な車のなかで焼き上げるものであり、駐車場などを利用して行います。

ペットのサイズは各家庭によって異なりますが、
「葬儀社に持っていくのが大変なほどに体の大きい犬」
「葬儀社・火葬施設が遠くにあり、車も持っていない。運ぶのが大変」
という場合はこの方法を選ぶのもよいでしょう。

ただ、この方法は
「自社などで火葬設備を備えた車を持っていること」が前提となるやり方です。

このため、ペット葬儀・火葬業者によっては、この方法をとれないこともあります。
訪問火葬(出張火葬)が絶対条件であるならば、依頼する前にその旨を必ず伝えるようにしてください。

ペットが亡くなってから火葬が終わるまでの流れ

犬が息を引き取った後にするべきことと、そして愛犬を火葬にするときの流れについて解説していきます。
ただ、犬を火葬するときの流れは、上記のうちのどの方法をとるかによって多少異なりますから、

今回は「個別立ち合い火葬」と「訪問火葬」の2つを取り上げます。

葬儀会社に依頼するまでの流れ

1.まずは涼しい部屋へ移動させる

涼しく管理された部屋にペットシートなどを広げ、犬を寝かせます。
この際は、頭の下にタオルなどで枕を作ってあげます。
手足は寝るときの姿勢と同じように少しまげてあげてください。

2.遺体の冷却処理をする

遺体を冷やして保管します。保冷材などで体を冷やすことが大切です。
氷を使っても構いませんが、この際は、必ずビニール袋などに入れてください。
ペットも人間と同じで、冷やしておかないと腐敗が進みやすくなります。
体液が出た場合は、ティッシュなどで柔らかく優しくぬぐい取ってあげます。

3.お供えをする

バスタオルなどをかけます。お供えをしてもよいでしょう。

4.葬儀社に連絡する

ここまでが終わったら、ペット葬儀・火葬業者に連絡をします。

【個別立ち合い火葬】の場合

1.葬儀社へペットを連れていく

葬儀社によりますが、葬儀会場には飼い主がペットと一緒に足を運ぶことになります。
ただし、お迎えのサービスを実施している葬儀社もあります。

2.読経が行われる

読経が行われます。
読経をお願いしたい場合、業者に相談すれば紹介してもらえます。菩提寺があれば、住職に相談しても良いですが、ペットに対しの読経は、肯定・否定、寺院によって見解が異なりますので、必ずしも良い返事が得られるとは限りません。

3.最後のお別れをする

火葬前にお別れをします。今までの思い出や、お礼を伝えましょう。これが終われば火葬になるので、最後の時間を悔いのないように過ごしてください。

4.火葬~収骨~納骨を行う

火葬が行われます。それが終わった後は、ご家族の手で収骨~納骨を行います。

【訪問火葬】の場合

1.ペットの葬儀・火葬を担当する業者がやってくる

葬儀社に連絡をすると、火葬設備つきの車とスタッフが自宅にやってきます。
現在は、周囲の目に配慮し、業者名が入っていない車を用いているところが多いでしょう。
また、臭いなどが出ないように配慮もされています。

2.スタッフと打ち合わせを行う

スタッフによる説明、料金などの相談が行われます。

3.最後のお別れをする

これは「個別立ち合い火葬」と変わりありません。
よく食べていたペットフードなどを入れてあげるとよいでしょう。

4.出棺~火葬

火葬設備つきの車の中で火葬を行います。
訪問火葬であっても、「家族が立ち会うことができる」としているところもよくあります。

5.返骨もしくは収骨を行う

このあたりはペット葬儀・火葬業者によって異なります。
「返骨というかたちで、業者側がお骨を扱う。ただし、家族で収骨してもらうこともできる。

また、共同墓地に埋葬するところまで引き受ける」としているところもありますから、
最初の打ち合わせの段階で確認しておくとよいでしょう。
特に、明確に「このようにして処理をしてほしい」という希望があれば、打ち合わせの段階できちんと伝えておくことが重要です。

火葬の費用は大きさと火葬方法によって異なる

さて、ここからは「費用」について見ていきましょう。

人間の火葬を行う際の料金は、市町村ごとによって異なります。
しかしペットの場合は、料金の基本を決めるのは「体格(体重)」と「プラン」です。

ペットの場合は、体が大きければ大きいほど、料金は高くなります。
焼くための時間も長くなりますし、スタッフを長く拘束することにもなります。

そのため、同じ「犬」というカテゴリーであっても、チワワなどの小型犬とレトリーバーなどのような大型犬では料金が異なります。

また、「どのようなプランを選ぶか」によって値段も異なります。
一般的に、合同火葬<個別一任火葬<個別立ち合い火葬<出張火葬 の順番で費用が高くなります。

合同火葬の場合は一度に多くの動物を火葬にすることができるため、時間的な拘束が少なくてすみます。
対して出張火葬の場合は家にまで足を運び、一体ずつ焼き上げるため費用も高くなりがちです。

料金については、それぞれのペット葬儀社で異なりますが、
個別一任火葬で2キロ未満17,000円程度、個別立ち合い火葬で22,000円程度、
というところが多いようです。

これが一つの目安となるでしょう。
個別立ち合い火葬で、かつ大型犬(40キロ程度)の場合は、10万円を超えるケースもあります。

また、ここでは「火葬」を基本としたプランを紹介しているため、お別れの儀式は含まれますが、それも小規模なものです。

ペットの葬儀にも、いわゆる「天井」はありません。
人間とまったく同じような葬儀を希望する場合、数十万円~百万円ほどの豪華さにすることも可能です。

ペットの火葬はいつまでにするべき?

ペットのお墓をつくり、そこにお骨を納める「納骨」に関しては、明確な期限があるわけではありません。
人間の葬儀と同じように、家族が納得するまで手元に置いておいて構いません。
また、手元供養というかたちでお墓にいれなくても構いません。

ただ、「火葬」に関しては「期限」が定められています。

これは法律的なくくりではなく、「腐敗」に関係する期限です。
命を失った動物の体は、徐々に腐敗していきます。
そのため、いつまでも手元に置いておくということはできないのです。

一般的な保冷材での処理の場合、夏場なら2日程度、冬場でも4日程度が限界となるでしょう。
ペット用の棺を使うのであれば1週間程度はもちます。
また、ドライアイスを使った場合は、夏場では1週間程度、冬場なら10日程度はもたせることができます。

しかしこれは、あくまで「限界値」です。
「どうしてもペット葬儀社の都合がつかない」
「子どもが海外から戻ってきて、ペットの火葬に立ち会いたいと言っている。だからそれまでの期間だけは安置しておきたい」
という特段の事情がない限りは、限界値まで安置するという考えは避けた方がよいかもしれません。

心情的にはつらい話ではありますが、この点は覚悟しておいた方がよいでしょう。

ペットの火葬にかかる時間

ペットの火葬にかかる時間についても見ていきましょう。

ペットの火葬にかかる時間は、ペットのサイズによって異なります。
たとえば、本当に小さい小動物(ハムスターなど)の場合は、30分程度で火葬が終わります。

小型犬や子犬で、3キロ程度までの犬ならば50分程度で終わるでしょう。
7キロ~25キロ程度までの犬ならば、1時間~1時間半程度は見ておく必要があります。
それ以上の大型犬ならば、2時間以上かかることも珍しくありません。

ただ、これはあくまで「火葬にかかる時間」です。
実際には、ここにお別れの時間が含まれます。

また、訪問火葬以外の場合はペット葬儀社(ペット火葬場)に足を運ぶ時間も加わります。
このため、この火葬時間にプラスして、2時間程度の時間は見ておく必要があります。

犬の火葬に立ち会う際に必要なもの

犬の火葬に関しては、明確な「所持すべきもの」というものはありません。
「いつもの昼寝と同じように見送りたいから、あえて何も持たせない」
というのも、一つの選択肢でしょう。

ただ、一般的には、

  • その犬の生前の写真
  • お花
  • 好んでいたペットフード
  • 数珠など(飼い主)

を持参することが多いと思われます。

写真は、人間の遺影と同じで、在りし日の「家族」の姿を留めおけるものです。
火葬をした後でも、彼(彼女)の生前の姿をいつまでも残しておける手段です。

花やペットフードは、犬に持たせて送り出すとよいでしょう。
また、読経のときには数珠を用いる(ほかの宗教のときは、もちろんそれに準じます)と、悔いのないお別れがしやすくなるかもしれません。

どのような格好で送るべきか、ということもとりあげておきましょう。

これに関しても、明確な決まりはありません。

ちなみに、「人間の火葬場とペットの火葬場が併設されている」というケースの場合は、周りへの気遣いなどもあり、喪服を選ぶこともあります。

いずれの場合でも、「こうしなければならない」というマナーがあるわけではありません。
不安なことやわからないことがあれば、ペット葬儀社に聞いてみるとよいでしょう。

ペットの火葬業者を選ぶ際の注意点

最後に、ペットの火葬(葬儀)業者を選ぶ際の注意点について見ていきましょう。

ペットの葬儀・火葬を行いたいと考える人は、
「最後まで家族として見送りたい」という考えで業者に依頼します。
多くのペット葬儀・火葬業者はそのような飼い主の心に向かい合い、慈しみと誠実さを持ってお見送りの手伝いをします。

しかしなかには、非常に悪質なペット葬儀・火葬業者がいるのも事実です。

埼玉県では100匹近いペットの遺体を不法投棄していた事例が報告されていますし、返骨の際に利益目的でほかのペットの遺骨を渡したという業者もかつては存在していました。

また、「追加料金はかからない」としていたのに、火葬設備に犬を入れた後に追加料金を請求し、「払えないなら焼いている最中の犬を渡す」としてなかば脅すような言動をとった業者も報告されています。

このような悪質なペット葬儀・火葬業者に関しては、行政や警察もメスを入れています。
しかし、大切なペットとの最後の別れを、ずさんなで悪質なかたちで踏みにじられたとなれば、たとえ返金処理やペット葬儀・火葬業者への処罰がされたとしても、取り返しはつきません。

このため、悲しみの渦中にあっても、信頼のできるペット葬儀・火葬業者を選ぶことが重要です。

もっとも良いのは、
「すでに周りの人が使ったことのある業者であり、かつ評判がよかったところ」
を使うことでしょう。

インターネットのクチコミは玉石混合ですが、知っている人の口コミは嘘をつきません。

また、ホームページの情報を丹念にチェックしたり、信頼のおける受け答えができているかどうかを見たりすることも、判断基準の一つとなります。
無料見積もりをしてくれるペット葬儀・火葬業者もあるので、これを利用するのもよいでしょう。

また、ペット葬儀・火葬には明確な料金はたしかに存在しませんが、一般的なペット葬儀・火葬業者の金額に照らし合わせてみて、不自然に安すぎるところは避けた方が安心かもしれません。

ペット葬儀・火葬業者も「業者」ですから、当然利益をあげなければなりません。
費用が安すぎるところは、利益を上げるためにどこかの作業工程を削っている可能性や、不十分な対応をされる可能性も否定しきれません。

ただ、安いところ=悪いところとは限りません。
営業努力などによって、品質がよく、かつ低価格でやっているペット葬儀・火葬業者もあるでしょう。
気になるのであれば、「安さの理由」を聞くのもおすすめです。

この記事のまとめ

ペットが亡くなったときの弔い方は、基本的には、「自宅の庭に埋葬する」もしくは「火葬する」というやり方になるでしょう。

どちらを選んでも、法律的には問題ありません(自宅以外のところに埋葬すると、不法投棄ととらえられることがあるので注意が必要です)

火葬の場合は、

  1. 一度にたくさんのペットと一緒に焼く「合同火葬」
  2. 業者に依頼して返骨までをしてもらうかたちが基本となる「個別一任火葬」
  3. 収骨までを行う「個別立ち合い火葬」
  4. 火葬設備を備えている車に出張してもらい焼き上げてもらう「訪問火葬」

の4つがあります。費用は、若い番号ほど安くなります。

犬が亡くなった場合、まずは保冷材などを使って安置します。
その後にペット葬儀・火葬業者に連絡をし、火葬の手配をします。

タイプごとによって違いはありますが、
一般的には、読経→お別れ→火葬→収骨 の順番に進みます。

なお、「どのような宗教で弔うか」はペット葬儀・火葬業者によって違いはありますが、家族としての希望があれば、それに添う業者が多いことでしょう。

ペットの火葬は、「大きさ」によって料金が異なります。
比較的小型の犬の場合は、17000円程度が相場でしょう。
また、プランによっても値段は異なります。

火葬は、短ければ2日、長くても10日程度の間で行います。
夏場で保冷材のみで安置する場合は2日程度が限界ですし、冬場でドライアイスを使えば10日程度もたせることが可能です。

「腐敗」の問題があるため、いつまでも手元で……というわけにはいきません。
ただし、収骨後の骨を手元供養することはもちろん可能です。焼き上がりは、大きさによって異なりますが、簡単な葬儀を含めると、小型犬でも3時間程度、大型犬ならば5時間程度は見ておいた方がよいでしょう。

犬を見送る際には、特別な服装や持ち物は必要ありません。
ただ一般的には、

  • 写真
  • 花やペットフード
  • お数珠(仏教の場合)
  • 地味なダークトーンの服装

で見送るのが一般的です。

ペット葬儀・火葬業者のなかには、非常に悪質な業者もいます。
事前の対応や見積もり、クチコミなどを参考にして選ぶようにしてください。

大切な家族とのお別れを、悔いのないものにするためには、業者選びも非常に大切なのです。

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

昔はペットが死んでしまったら、庭に埋めたりしたものでしたが、住環境の変化や、公衆衛生の見地から、火葬を希望する人が増えています。火葬は合同火葬と個別火葬がありますが、遺骨の引き取りを希望するのであれば、個別火葬が良いでしょう。

個別火葬をするには固定の火葬炉と、移動火葬車を利用する方法がありますが、あるデータによると、9割以上が移動火葬車を利用しているとか。火葬炉が近くにあるとは限らない、という理由もありますが、家族全員が揃って火葬に立ち会うとなると夜間が多くなるため、自宅の近くまで来てくるれる移動火葬車のほうが利便性が高いというのが理由でしょう。

墓じまいを検討されている方

  • 墓じまいはどこに相談するのかわからない
  • 複雑な事務手続きをやりたくない
  • 墓じまいにいくら必要なのか知りたい

親族や知人などに墓じまいを経験した人がおらず、不安に感じる人もいるかと思います。
また、今あるお墓を片付けることに抵抗感がある方もいるかもしれません。
しかし、大切なのはお墓をきちんと片付け、あとの供養に繋げていくことです。

ライフドットでは、墓じまいの複雑な事務手続きの代行、新しい墓地・霊園への引越しの提案までサポートします。
墓じまいで悩まれている方は、まず一度ライフドットにお問い合わせください。

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