戒名の種類によってお布施の金額も違う!?お礼のめやすも確認

菩提寺に戒名を頼みお布施を渡します。

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この記事の目次

  1. 戒名の種類とお布施

戒名の種類とお布施

ポイント:戒名(かいみょう)は仏教徒としていただく名。菩提寺に戒名を頼み、お布施を渡す。

戒名とは仏の弟子としての名前

一般に「戒名」と言いますが、宗派によって呼び名も違います。浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」です。戒名はもともと仏の弟子としての名前で、生前に授かるものでしたが、現在は没後にいただくのが普通です。

亡くなってすぐ菩提寺にお願いし、遺体を安置し、枕経をあげてもらうときや、通夜の前に授かることが多いようです。

戒名のランクと相場

戒名は本来、故人の寺への貢献度、信仰の深さや社会的な地位などによって位号が決まり、値段がつけられるものではありませんでした。

現在一文字10万円などと言われるように、多額な費用がかかるようになったのは、江戸時代に世俗化した寺院の収入源となったことが原因です。値段がつくものではないので、料金としてではなく、お布施として菩提寺に渡すしきたりです。

戒名によって来世に差がつくことはありませんが、現実には戒名のランクによってお布施の額も異なります。どの程度のランクにするかなどは直接お寺に問い合わせ、相談しましょう。

戒名を受けない場合

戒名は菩提寺から授かるものですが、故人の希望や経済的問題から、俗名のまま葬儀を行う例もあります。

菩提寺がなく、公園墓地に葬ほうむるのなら俗名のままでも問題はありません。しかし菩提寺に納骨する場合は、戒名がないと寺とトラブルになることがあります。まず葬祭業者や菩提寺と相談してみましょう。

お布施を渡すタイミング

菩提寺の場合は、式後にお寺にあいさつに行ったときに渡すのお布施を渡すタイミング戒名の構成が正式です。

しかし最近では、落ち着いて話のできるお通夜の日、できれば読経の後に渡すケースが増えてい ます。

僧侶の控え室で、あるいは会葬者と同室ならそこへ案内する前に、「御布施(おふせ)」と表書きした奉書紙に包むか、白封筒に入れて渡します。

戒名の構成

戒名の構成

戒名の種類とお布施・お礼のめやす

戒名料回向料お布施総額
俗名25万円~25万円~35万円
信士・信女10万円~25万円~35万円~50万円
居士・大姉25万円~25万円~50万円~100万円
院居士・院大姉60万円~40万円~100万円~150万円
御車代(1名2日)2万円くらい
御膳料(ふるまい料理を辞退したとき)1万円くらい
伴僧1名につき10万円くらい

※寺の格式、僧侶の位、宗派、人数、地域によって異なる。
※回向料、車代などは通夜、告別式、火葬場随行、繰上げ初七日まで含む。
※都内大手葬儀社に僧侶を派遣してもらったときの金額(平成28年現在のめやす)。


■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行 
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行

著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研

墓じまいを検討されている方

  • 墓じまいはどこに相談するのかわからない
  • 複雑な事務手続きをやりたくない
  • 墓じまいにいくら必要なのか知りたい

親族や知人などに墓じまいを経験した人がおらず、不安に感じる人もいるかと思います。
また、今あるお墓を片付けることに抵抗感がある方もいるかもしれません。
しかし、大切なのはお墓をきちんと片付け、あとの供養に繋げていくことです。

ライフドットでは、墓じまいの複雑な事務手続きの代行、新しい墓地・霊園への引越しの提案までサポートします。
墓じまいで悩まれている方は、まず一度ライフドットにお問い合わせください。