女性の喪服は何を着る?年代別ブラックフォーマルの選び方やマナーを紹介

喪服姿で合掌する女性

葬儀のときに着るものと言えば「喪服」です。ただ、葬儀の時の装いは、地域・立場などによって少しずつ変わってきます。

ここでは喪服の意味や、葬儀のときの女性の装い全般、そしてその使い方について見ていきましょう。

男性の喪服については「【3分でわかる!】男性の喪服!男性が通夜、葬儀・告別式に参列するときの服装は?」の記事をご覧ください。

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この記事の目次

  1. 喪服とは
  2. 女性の葬儀での服装
  3. 参列者側:葬儀でのふさわしい服装
  4. 年代別!ブラックフォーマルの選び方
  5. 和装について
  6. 若い人におすすめなのが喪服のレンタル
  7. 参列者が葬儀に持っていくものと選び方
  8. 持ち物や身だしなみで気をつけること
  9. 喪家側:葬儀でのふさわしい服装
  10. お母さん必見!葬儀における子どもの服装
  11. この記事のまとめ
  12. 監修者コメント

喪服とは

喪服とは、葬儀の場で着用する服をいいます。
普段とは異なる「ケの日」には、特別な服でもって送るという考え方から来たのでしょう。

現在でこそ喪服は「黒いもの」という印象が持たれています。しかしかつては、白い喪服が一般的でした。日本書紀では、白色の喪服が取り上げられています。
喪の色は、「白」→「黒」→「白」→「黒」と、順番に移り変わってきました。

明治時代以降西洋文化が入ってきたこと、太平洋戦争などで喪服の需要が増えたこと、また白は汚れやすいということもあり、黒い喪服が一般化したのではないかと言われています。(現在はこの「黒い喪服」が一般的です。)

このような歴史を経てきた喪服ですが、現在では、「葬儀のときに着る黒い服」という意味で使われる単語になりました。

喪服について詳しく知りたい人は、「喪服の基本を知り、正しいマナーを身に着けて落ち着いた立ち振る舞いを」の記事を参考にしてください。

女性の葬儀での服装

女性の喪服解説イラスト

喪服は、黒のワンピースかアンサンブル、ツーピースですが、黒のブラウスとスカートでも構いません。全身を黒で統一します。

ブラックフォーマルは、衿元が詰まったデザインのものにしましょう。
ワンピースがノースリーブという喪服もありますが、肌の露出を避けるため、夏は薄手のジャケットや袖のあるブラウスなどと組み合わせましょう。
袖は長袖が原則ですが、夏は五分袖や七部袖でも構いません。

ひざ上のミニスカートはカジュアルなので避けましょう。
一般的にスカートの丈は、ひざ下からふくらはぎ程度ですが、短めよりは長いほうが上品に見えます。

レースに関しては、ふち取りなどごく控えめに入っている程度なら構いません。また、刺しゅうも華美に見えないデザインならよいでしょう。

遺族でない方でも、和服で参列しても構いません。地味な色無地の三つ紋か一つ紋つきのもので、遺族よりも格式を高くないようにします。

また納骨の時の服装について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

参列者側:葬儀でのふさわしい服装

葬儀のときの参列者の服装について解説していきます。

仮通夜・通夜への参列

仮通夜は、親族のみで行うものです。宗教者(仏教の場合は僧侶)が来ることもなく、宗教的儀式も伴いません。そのため、このときに着ている服については、原則として平服で構わないでしょう。

可能ならば、地味な色の洋服を選ぶべきです。ただ、派手すぎる服、殺生をイメージさせる服(動物の皮を使ったものなど)でなければよいとされています。

対して、通夜のときは、現在ではある程度の「しっかりした装い」が求められます。

通夜のときにまとうべき服は、男性も女性も「ダークスーツ」です。濃紺や灰色の服を使いましょう。女性の場合はワンピースが基本ですが、パンツスーツでも失礼にはあたりません。ストッキングは黒色でも肌色でも大丈夫です。

靴は、基本的には黒色のものを選びます。
なお、学齢期の子どもの場合は、制服での参列がもっとも正式です。

通夜の場合、「急いで駆けつけた」「準備をしていたわけではない」ということを表すために、ブラックフォーマルは使いません。ただ、現在では、通夜は亡くなった翌日に行われることも多くなってきたため、葬式・告別式と同じ格好で伺うことも増えています。

このあたりは地方差も非常に大きいため、葬儀社のスタッフなどに問い合わせておいた方がよいでしょう。

葬式・告別式への参列

葬式・告別式のときには、ブラックフォーマルを着用します。男性も女性もブラックスーツを着用しましょう。
女性の場合は、アンサンブルやスーツに黒いストッキングを合わせましょう。

夏場であっても、腕は原則として見せません。短くても五分丈、七分丈を着用することもよくあります。
ただし、子どもの場合は、通夜のときと同じく制服で構いません。制服は、子どもにとってもっとも格式の高い礼服です。

四十九日法要への参列

四十九日法要の場合、「ご遺族の方々がどのように考えているか」によって着るべき服が変わります。基本的には喪服(ブラックフォーマル)を着用しますが、「平服で」と望まれれば、暗くて地味な色合いのスーツやアンサンブルを着用していくことになるでしょう。

ただ、特に案内がなければ、ブラックフォーマルに黒い靴、黒のストッキングを合わせるのが無難です。

年代別!ブラックフォーマルの選び方

一口に「喪服」といっても、「どのような喪服を選ぶか」は年齢によって変わってきます。

20代

ある程度若々しさを出せるジャケットタイプのものを選ぶとよいでしょう。また、リボンなどがついたものもきれいに着こなせます。リボンは着脱できるタイプのものを選べば、長く着ることができます。

フレアタイプのスカートは、喪服に慣れていない20代の人でも扱いやすいでしょう。タイトタイプに比べるとシワになりにくいという特徴があるからです。

また、現在「喪服」として売られているものに関してあまり懸念はありませんが、膝が出る長さのものは避けます。

30代

アンサンブルタイプは非常に使い勝手がよく、1枚持っておくととても便利です。30代後半からは葬儀に出る機会も増えていきますが、アンサンブルタイプの場合は上着を変えるだけでどの季節にも対応が可能だからです。

ワンピースは落ち着いた印象を出すことができるので、これもおすすめです。
30代は「体系の変化」が出やすい時期です。出産や子育て、加齢に伴い、体型が大きく変わります。このため、ある程度余裕のあるサイズのものを選ぶとよいでしょう。

40代~50代

自分の両親や祖父母を見送る機会が増えてくるのが、この世代です。

ある程度長く着られる喪服を選ぶことが重要になってくることを意識しましょう。この世代に必要なのは、オリジナリティに富んだデザインではなく、長く、美しく着ていけるような、一般的で、しかし質のよい喪服です。ある程度グレードの高い喪服を選びましょう。

また、もっとも格式の高い正喪服を持っておくと、自分が喪家側になったときも安心です。

60代以上

グレードの高い、格式高い喪服を選ぶのが基本ではあります。
ただ、この世代になると、足や腰が悪くなってきているという人も多いのではないでしょうか。

動きやすさを考慮してパンツ型の喪服を選ぶのも一つの選択肢になってきます。また、パンツスーツでも着こなすのが大変ということであれば、黒くて、少し上品な平服を用意しておきましょう。

もちろん、参列者側であれ喪主側であれ、通夜~葬式のときには正式な装いをするのがもっとも理想的です。

しかし、しばしば間違われるのですが、葬儀の場は「正しいマナーを披露し合う場所」ではありません。大切なのは、亡くなった方に弔意を示し、ご遺族の心によりそうことです。

たとえ正式な喪服を着用できない状況にあっても、自分の体の状態に合わせた服を選び、参列するということに意味があります。
無理をしない服装を選びましょう。

和装について

現在、和装で葬儀に参列する人というのは非常に少なくなっています。
そのため、大きく取り上げられることもあまりありません。

ただ、一般的には、「地味な色の着物に、黒い帯を合わせる」というのが一般的な葬儀での和装のマナーとなっています。
灰色などの色無地に黒い帯を合わせるとよいでしょう。また、えり抜きは大きくせずに、帯枕も低く使います。

若い人におすすめなのが喪服のレンタル

若い人、特に20代の場合、喪服を着用する機会はそう多くはありません。また、女性の場合20代後半~30代で妊娠・出産を行うという人も多いことでしょう。このため、喪服を買ったとしてもなかなかうまく活用できないという可能性もあります。

このようなときに役立つのが「喪服のレンタル」です。

体型が変化したとしても丁度いいものを選べますし、保管場所を確保する必要もありません。一人暮らしをしている人などにとっては、特にありがたいでしょう。

また、自分の立場にあった喪服を選ぶことができるので、失敗することもありません。比較的安い値段で良いブランドの喪服を借りることができるのもメリットです。

ただ一方で、レンタルにはデメリットもあります。

それが、「何度お金を払っても、自分のものにはならない」ということです。何回も借りるのであれば、買ってしまった方が安上がりです。特に20代の場合、喪服を買うにしても、高いグレードはそれほど求められません。

1万円程度のものでも販売されています。対してレンタルの場合、かなり安くても5000円程度の値段がかかります。もちろん品質のよい喪服を安い値段で借りられるというのは大きなメリットではありますが、このあたりのことも意識したいものです。

また、レンタルの場合、「今すぐに借りる」ということが難しいという欠点もあります。

「近いエリアなら即日配送」としている業者も多いのですが、通夜は、連絡を受けた翌日に行われるのが一般的です。サービスがよく、価格も安いレンタル業者であっても、物理的に配送が間に合わないという可能性もあります。

関東圏などは比較的選択肢が多いのですが、地方の場合はこの点も考慮に入れておいた方がよいでしょう。

参列者が葬儀に持っていくものと選び方

鞄は金具のついていないものを利用するのが正式です。

香典袋は、表書きを「御霊前」とします。相手の宗教・宗派が分からない場合は、これを使うと失敗がありません。紺色や黒色のふくさ(袱紗)に包んでいきますが、紫色ならば弔事にも慶事にも使えるので便利です。

葬儀につきものの持ち物である「数珠」。これは実は宗派ごとでそのかたちに違いがあります。しかし現在では、これのかたちについて問われることは決して多くはありません。特に参列者側であるのなら、普段使っているものを持って行けばよいでしょう。

ただし、キリスト教や神式でのお式のときには使いませんから、このことは覚えておくべきです。

持ち物や身だしなみで気をつけること

ここからは、身だしなみについて見ていきましょう。

靴は黒で布製のパンプスが正装です。なければ、飾りのない黒のパンプスにします。
ヒールは5センチメール以内の低めのものにしましょう。ヒールが高すぎたり、細すぎたりするものはNGです。

その他、サンダルや金具がついているもの、光沢のあるエナメル素材はNGで、寒い時期でも、ブーツはNGです。

アクセサリー

アクセサリーは、結婚指輪以外は原則として使いません。真珠の一連のネックレスは「使っても構わないもの」ですが、「使わなければならないもの」ではありません。迷ったのならば、つけていかない方がよいでしょう。

バッグ

バッグは、黒の布製で金具などの装飾がないものを選びます。形は、小型の手さげタイプかセカンドバックタイプにします。

コート

コートなどを着用する場合は、葬儀会場内に入る前に脱ぐようにしましょう。
黒やグレーなど地味な色で、デザインも地味なものを選ぶようにしますが、たとえ地味であっても毛皮や革製のものは殺生を連想させるため避けます
また、カジュアルなジャンパー、ダウンジャケットなども避けましょう。

マフラー・手袋

マフラーや手袋などの防寒具についても、デザインや色だけでなく、素材にも気をつけましょう。革製のものは殺生を連想させるため避けます。

髪型について

髪型は、顔にかかるようなら一つにまとめます。バレッタ、クリップなどを使う場合には、黒、紺、茶など地味な色で装飾のないものを選びます。

現在は葬儀用のヘアアクセサリーも出ているので、これを1つ持っておくのもよいでしょう。光る素材のものは使いません。

ネックレス

洋装の場合、ネックレスをつけなければ正装になりません。白または黒の真珠か黒オニキス、黒曜石の一連ネックレスにします。

メイクのカラーは控えめに

メイクは、いわゆる「片化粧」と呼ばれるものが正式です。口紅を使わないメイクを言い、薄く付けるのがマナーです。

「悲しみで紅もひけない」という意味を持っていますが、現在では、あまりにも血色が悪く見えるのであれば薄い口紅をひくことはマナー違反ではないと解釈されています。

パールなどの入ったメイクアップ道具は、葬儀の場には不適当です。ブラウン系を中心にまとめましょう。これはどの世代でも変わりありません。また、20代でも社会人ならば、メイクを薄くしていくのが基本です。ネイル、香水も避けましょう。

葬儀関するメイクについて、詳しく知りたい人は「通夜・葬式での化粧はここに気をつける!知っておきたい大人のマナー」の記事を参考にしてください。

喪家側:葬儀でのふさわしい服装

今までは「参列者側」について見てきましたが、ここからは喪家側の装いについて見ていきましょう。

ただ、基本的な事柄については、「参列者側」と一緒です。特に持ち物やメイク、小物などについては、参列者側とほとんど同じです。ここでは、参列者側との違いを中心にピックアップしていきます。

仮通夜・通夜への参列

仮通夜は家族で行うものですから、喪服などを着る必要は原則としてありません。仮通夜においては宗教者も来ないのが一般的であるため、地味な平服を選べばよいでしょう。

通夜の場合は、遺族や喪主は正式喪服もしくは略式喪服をまといます。

黒い無地のドレスやワンピースを着用するとよいでしょう。袖は、夏でも長袖のものを選びます。髪の毛も簡単にまとめましょう。靴は黒い光沢のないパンプスで、金具のないものを選びます。

和装の場合は、黒無地に、染め抜き五つ紋付きのものを選びます。なお、現在では喪主を女性が務めるケースも増えてきました。喪主として着物を着る場合は、通夜であっても、和装の正式喪服を着用します。

帯は黒色、名古屋帯を選びましょう。白足袋に黒い草履を合わせます。

葬式・告別式への参列

葬式・告別式においては、正式喪服を着ることになります。

女性の場合、遺族もしくは喪主の場合、着物を着用することになる可能性も高くなります。十代(大学生もしくは社会人)であっても、親御さんの式では和装をした、というケースもあります。

ただ、特に若い世代の場合は喪服として和服を持っている可能性は決して高くはありません。加えて、「用意はしてあったけれど、冬用。今は夏で、とても着ることができない」というケースも起こり得ます。

また、「喪服は持っているけれど、参列者側を想定して買ったもので、品質もよいとは言えない」というケースも多くあります。

このようなときは、やはり「レンタル」が強い味方になります。

四十九日法要への参列

四十九日法要の場合、遺族は、葬儀のときと同じく、正式喪服を用いることが多いとされています。

ただ、四十九日法要をどう考えるかは家庭ごとによって違います。特に、遺族にはその決定権があります。このため、平服で法要を行ったとしてもまったく構いません。

四十九日法要については、「四十九日の意味・目的・法要についてがわかる」の記事を参考にしてください。

妊娠中も喪服

妊娠中の方でも、参列する際には、喪服を着用しましょう。

マタニティ用の喪服も売っていますが、一時だけのために買うのはもったいないでしょう。レンタルですませるか、黒っぽい地味なワンピースなどを選んで着るとよいでしょう。

お母さん必見!葬儀における子どもの服装

子ども(男女)の喪服のイラスト

最後に、子どもの服装について見ていきましょう。

学校の制服がある場合

学校の制服がある場合、それを着用させます。制服は子どもにとってもっとも改まった礼服です。

このときは着崩さず、きちんと着させます。また、スカート丈が極めて短い場合は調整しましょう。
靴下は黒色が望ましいのですが、白色でも構いません。このときは無地のものを選びます。また、くるぶし丈ではなく、ある程度長さがあるものを選びます。

靴はローファーがよいでしょう。ただし、スニーカーであっても、清潔で色が派手でないもの(紺色など)であれば問題はないとされています。

学校の制服がない場合

制服がない場合は、黒色のベストなどを選びます。制服に似たデザインのものを選ぶと失敗がありません。現在は子ども用の喪服も出ていますから、これを購入するのもよいでしょう。なかには冠婚葬祭で着まわすことを前提とした商品もあります。

小物は、「学校の制服がある場合」に準じます。

乳幼児の服装

乳幼児の場合は、それほど神経質にならなくて問題ありません。黒色や紺色をベースとした洋服を選ぶだけで十分です。それもなかなか見つからないという場合はベージュなどの落ち着いた色のものを選びましょう。

また、「遺族側は和装で出ることが多い」としました。しかしそれが一般的なマナーだと強く認識されている地方においても、乳幼児を抱えているお母さんの場合は、洋装で、かつ身軽に動きやすい服装で参列することについては寛容に受け止められることが多いと言えます。

また、遺族は遺族席に座るのが一般的ですが、乳幼児が泣き出したときのために、あえて出口に近い席に座ることもあります。

この記事のまとめ

これまで、

ここがポイント

  • 参列者が通夜に参加する場合は地味な格好もしくは喪服で
  • 葬儀に参加する際は喪服で
  • 遺族の場合はどちらも正式喪服で出ることが一般的
  • 子どもは制服、もしくは制服に似た格好で参列する。乳幼児の場合は地味な服装ならばよい
  • 年代に合わせた喪服選びが重要
  • メイクは控えめに、持ち物も地味にまとめる
  • いずれにしても、地方差や遺族の考え方によって違いがある

ということを紹介してきました。

また、参列者側でも遺族側でも、「レンタル」は強い味方になります。

注意するポイント

  • 時間的に間に合わない可能性がある
  • 何回も使うということであれば割高になる

というデメリットはありますが、うまく使えばとても頼りになります。

また、最後になりますが、葬儀の場所というのは「マナーの正しさを競う場所」ではありません。葬儀における服装のマナーは、あくまで、「遺族や故人の気持ちによりそうためにあるもの」です。

そのため、たとえば「体に自由がききづらくて喪服を着るのが難しい」「小さい子どもがいてその世話が大変」という事情があるのならば、動きやすい服装で行くことも決して失礼にはなりません。

何より大切なのは、故人を悼み、遺族に寄り添おうとする気持ちなのです。

監修者コメント

監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

喪服のマナーは難しいと思いがちですが、弔意を示す場であることをベースに考えればさほど難しいものではありません。
しかし一部、気になる装いの人がいるのも事実です。

例えば、「胸元が大きく開いたノースリーブのワンピース」「ミニスカート」「黒の網タイツ」など露出の多い服は見て不快感を示す人もいるでしょう。
静かな式場の中で歩くたびにコツコツとヒールの音を響かせているのも、目立つ行為です。

一方でNGとされているマナーでも、許容範囲であるケースも多々あります。

例えば、足元が不安定な人が黒いスニーカーを履いているからといって誰も咎める人はいないでしょう。
熱中症で死者も出る盛夏時に、ジャケットを脱いだからといって、マナー違反だという人もいないはずです。

墓じまいを検討されている方

  • 墓じまいはどこに相談するのかわからない
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親族や知人などに墓じまいを経験した人がおらず、不安に感じる人もいるかと思います。
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