ペットのお墓の選び方がわかる~種類や場所について解説~

【ペット お墓】アイキャッチ

ペットのお墓とは?徹底解説

  • ペットのお墓は専用霊園、共用霊園、自宅に設置可能
  • 専用霊園は個別墓10-30万円、納骨堂1.5万円/年、合葬墓5-1万円
  • 自宅には庭で土葬・埋葬、なければ手元供養を選択
  • 火葬は立ち合い、一任、合同があり、納骨方法に関連

記事監修
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子

「可愛いがっていたペットが突然亡くなってしまった。」
「ペットが病気にかかってしまい、もしかしたら…ということがあるかもしれない。」

ペットを飼う人が増える一方で、命の終わりに立ち会う人も増えてきています。

なかには、家族の一員として一緒に暮らしてきたペットが亡くなったので、人間と同様にお墓を建てようと考えている方も多いのではないでしょうか。

  • 「ペット用のお墓はどこに頼めばいい?」
  • 「ペットのお墓を建てる場所ってどうやって決めたらいいんだろう?」


人間のお墓と違って情報がまだまだ少ないペットのお墓について疑問に思うことは多いでしょう。

この記事では、ペット用のお墓に関する情報や、その他供養法のご紹介、最近のペットのお墓に関する情報をまとめております。
愛するペットが安らかに眠れるように、この記事を参考に素敵なお墓を見つけてください。

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ペットのお墓は「ペットが入れる霊園のお墓に納める」又は「自宅に建てる」

ペットのお墓を準備するには、主に以下3つの選択肢があります。

  1. ペット専用の霊園にお墓を構える(納骨する)
  2. 人間とペットが一緒に入れる霊園にお墓を構える
  3. 自宅にお墓を建てる

ひと昔前までは、「自宅にお墓を建てる」が多かったのですが、近年では「ペットが入れる霊園」にお墓をかまえたり、納骨したりすることが増えています。

なぜなら、マイホームとはいえ狭小な住宅が増え、隣人のお宅と庭が隣接しているケースが増えたからです。 

また犬は小動物と違い、体格が立派ですから、穴をかなり深く掘って埋葬しなければ腐敗臭の原因になります。野犬が掘り起こしてしまわないとも限りません。隣家とのトラブルを避けるためにも、犬は火葬を行ってから遺骨を納骨するのが一般化しています。

しかし、とはいえペットを自宅で埋葬する人もまだまだいます。

これから、ペットが入れる霊園のお墓の種類・探し方に限らず、自宅にお墓を建てる方法などについて詳しく見ていきましょう。

「ペット埋葬可能な霊園」でお墓を探したい!お墓の種類と価格一覧紹介

動物たちの石像がならぶ墓地

ペットが入れる霊園には大きく2種類あります。

  1. 人間もペットも両方埋葬できる霊園
  2. ペット専用の霊園

さらにこの2種類を細かく分解することができます。以下にペットのお墓の種類と価格相場を一覧でまとめました。

 地域墓地代の相場
人間と一緒のお墓(一般的なお墓のタイプ)150万円~200万円
人間と一緒のお墓(樹木葬タイプ)70万円~
人間と一緒のお墓(合葬タイプ)30万円~
ペット専用のお墓(個別墓)10万円~30万円
ペット専用のお墓(納骨堂)1万5000円/年間
ペット専用のお墓(合葬墓)5000円~1万円

「人間と一緒のお墓」に遺骨を納める場合

「人間と一緒のお墓」に遺骨を納める場合

最近では、人間の入るお墓に一緒に納骨するというスタイルが登場しています。

仏教的な考えでは、「畜生道」に位置する動物と人間が同じ墓に入ると供養できないと言われているために、いまでも人間と動物の供養は分けてすることが多いです。しかし最近では「ペットと一緒に入れる」ことを売りにしている霊園が次々とでてきています。

時代の流れにより、今後ペットと一緒に入れるお墓は増えていく傾向にあるでしょう。

また、「ペットと人間同じお墓」ではありませんが、「ペットと人間同じ霊園で違う区画」で納骨できる霊園もあります。それぞれについて詳しく見ていきましょう

ペットと人間、同じ霊園で違う区画に納骨する

こちらは全く同じお墓に入る訳ではありません。あくまで別々のお墓ですが、同じ霊園の敷地内にペットと人間別々でお墓が存在するといったタイプのものです。

「ペットを人間と同じように供養したい...」

「お墓参りのタイミングでペットも同時に供養したい...」

「しかし人間と同じお墓に入ることには、他の親族の抵抗もあるため避けたい...」

という方は、ペット区画がある霊園を探してみるのもよいでしょう。

ペットと人間、同じお墓に納骨する

ペットと人間同じお墓に納骨する、といっても、お墓の種類はいくつかあります。

今回は以下3つのタイプのお墓について見ていきましょう。

  • 一般墓
  • 樹木葬
  • 納骨堂

一般墓

一般墓とは、皆さんが「お墓」と聞いて一番はじめに想像されるであろう、墓石のお墓のことです。カロートとよばれる納骨スペースに、ペットの遺骨も一緒に納骨します。

お墓の内部構造

樹木葬

樹木葬とは、墓標を「樹木」としたお墓のことです。

人間の遺骨も土にそのまま埋めることになり、ペットの遺骨も同時に土に埋めます。

納骨堂

納骨堂とは、屋内で遺骨を保管してくれる場所のことです。

ロッカー型で骨壺をその中に納めるようなタイプや、仏壇のようなタイプのものもあります。人間の遺骨と同じように、ペットの遺骨も納めることになります。

「ペットと人間一緒のお墓」に納骨する際の注意点

注意点として、宗教的な感情や、ペットに対する嫌悪感を持つ人もいることから、今でも一般の霊園では人間と動物が同じお墓に入ることは敬遠されています。

そのため、お墓にペットの名前を彫刻したり、肉球などのデザインを刻んだりするのは控えた方がよいでしょう。もし希望するのであれば、ペット用のモニュメントを墓域内に作るという方法をとるのも良いかもしれません。

また、ペットと全く同じお墓にするならば、親族全員の賛同も必須となってくるでしょう。ペットと人間が一緒のお墓に入ることに関してあまりよく思わない方もいるかもしれません。

「ペット専用のお墓」に遺骨を納める場合

ペット専用のお墓

ペット専用のお墓に納骨する場合も、お墓には様々な種類が存在します。

種類ごとの費用は、大体以下の通りです。

 地域墓地代の相場
ペット専用のお墓(個別墓)10万円~30万円
ペット専用のお墓(納骨堂)1万5000円/年間
ペット専用のお墓(合葬墓)5000円~1万円

ここでは、3つ、個別墓・納骨堂・合葬墓(合同供養塔)を紹介します。

個別墓

人間のお墓のように、名前が刻まれた墓石が屋外の個別スペースに建てられるのがペットの個別墓です。

納骨堂や合葬墓と違い、個別にゆっくりお墓参りができます。

納骨堂

納骨堂とは、屋内にたくさんの納骨スペースが設けられている施設のことです。

ペット用の納骨堂は、ペット霊園内にあるほか、ペット火葬場に併設されている場合も多いでしょう。

多くは扉のない箱型のスペースに遺骨や遺影を納める棚式か、扉があってカギがかけられるロッカー式です。

合葬墓・合同供養塔

「供養塔」「合祀墓」などとも呼ばれるのが、ペットの合葬墓です。

他のペットと一緒に眠る大きなお墓で、骨壺から遺骨を取り出して埋葬されます。

納骨堂と同様に、ペット霊園の一角にあったり、ペット火葬場に併設されていたりします。

では次は、「ペットも入れる霊園」ではなく、「自宅の埋葬」について、建立方法やお庭がない場合の供養方法を紹介します。

ペット霊園にお墓を購入するときの手順と価格相場

ペット霊園にお墓を購入するときは、種類によって手順も価格相場も違ってきます。
それぞれご紹介します。 

ペット霊園に犬のお墓を購入する手順はいたってシンプル

ペット霊園に犬のお墓を購入する手順は、人間に比べて、いたってシンプルです。
人間のお墓を購入するためには、埋火葬許可証を提示するなど手続きがありますが

ペットのお墓を購入する場合、必要な手続きはほとんどなく、せいぜい住所など連絡先を提出するだけだからです。
ただ、お墓の種類によっては、やや複雑になります。種類別に開設します。

納骨堂の購入手順

納骨堂は、年間契約であることがほとんどです。
空いているスペースの中から区画を選び、連絡先を提出して料金を支払えば、当日から使用可能です。

よって見学時には愛犬の遺骨や遺影を持参したほうがいいでしょう。
また、ペット火葬場内の納骨堂なら、火葬後の即日納骨ができます。 

合葬墓の購入手順

合葬墓の場合もまた、連絡先を提出して料金を支払えば、即日納骨可能です。
納骨されているペットの名前が刻まれた大きなプレートに、新たに名前を追加してもらうときでも
納骨は契約当日に済ませてしまい、名前はおいおい刻んでもらえます。 

個別墓の購入手順

個別墓の場合、手続きの複雑さはとくにありませんが、墓石を建てる必要があるため時間がかかります。
まずはペット霊園に出向いて個別のスペースを購入し、そのうえで墓石の種類やデザイン、大きさなどを決め、石材業者から見積もりをもらいます。

見積もりに納得したら施工を始めてもらいます。納期は長くて1ヶ月ほどです。
お墓が完成したら、ペットの遺骨を持って納骨をしに行きましょう。
希望によっては、お墓をただの「もの」から供養の対象にするための儀式である「開眼供養」を行ってくれる霊園もあります。 

また、はじめから墓石の大きさやデザインが決まっているペット霊園もあり、その場合、納期はぐっと短縮されます。

人間と一緒に入れるお墓の購入手順 

人間と一緒に入れるお墓の場合、初めに個別スペースを選んで使用料を支払うところまでは個別墓と同じです。
その後、どのような墓石を選ぶかは、お墓の形式次第です。 

人間のために建てる墓石の下に、ペットが入ることを想定しているなら
ペットのためだけではなく、自分や配偶者が同じ墓石の下に入ることを考えて、大きさやデザインを決める必要があります。
ペットの名前を彫刻する部分にも注意が必要でしょう。 

人間のための墓石が中央にあり、その周辺にペットのための墓石があるタイプなら
ペットの墓石のサイズやデザインを決めると同時に、人間のための墓石のサイズも一緒に決めておく必要があります。

あとで、いざ人間のお墓を作ろうとしたときに
「ペットのお墓が思いのほか場所を取った」という失敗がないようにするためです。 

ただし、人間のお墓とは別にペットのお墓を設けている霊園や、ペットはすべて合葬墓に入るとしている霊園もあります。
この場合はあまり複雑に考えることはなく、ひとまずペットの納骨のことだけを考えるだけで済みます。 

「自宅」でお墓を建てたい!手順や庭がない場合の供養方法も紹介

ペットのお墓

犬のお墓は、自宅の庭に作ることもできます。
人間を納骨するときには、墓地として定められた場所に納骨しなければなりませんが
ペットは家族同様とはいえ、法律的には「所有物」になるので、お墓の場所に縛りがないためです。

また自宅でお墓を建てる場合、庭があるか、ないか、によって埋葬方法は異なります。庭がある場合、お墓を建てるイメージは沸きやすいかと思いますが、庭がない場合は難しいのではないでしょうか。

それぞれパターン別に紹介します。

庭がある場合、自宅にお墓を建てる

庭がある場合は、そこに埋葬することで、ペットとの繋がりも感じやすく、飼い主としてもペットとしても安心できるでしょう。

法的にも「廃棄物」として扱われるペットの遺体の処理方法の1つとして、私有地への埋葬が認められています。埋葬地の上に石碑などを置いて、お墓とすることができます。

ペットの埋葬は「火葬」「土葬」どちらでもよい

ペットを自宅で埋葬する場合、人間と同じように「火葬」をする、又はそのまま「土葬」をするといった選択肢があります。

鳥やウサギ・リスなどの小動物であれば、土葬でもよいでしょう。しかし、犬、とりわけ大型犬となると、火葬をすることをおすすめします。

火葬をおすすめする理由は、公衆衛生上の問題を防ぐためです。土葬であると埋葬後に腐敗臭が漏れたり、地下水への汚染が発生したりする等のトラブルも考えられます。火葬をした遺骨であれば、これらのトラブルはある程度防ぐことができるでしょう。

埋葬する場所の注意点

埋葬する場所に関しては以下のことに注意するようにしてください。

  • 人が上を通る(踏む可能性のある)場所を避ける
  • 水はけの良い場所を選ぶ
  • 家族以外の人がよく見えるような場所は避ける

特に「家族以外の人がよく見えるような場所は避ける」に関しては、お墓を見てあまりいい気持ちがしない、という意見を持つ人もいるため、周囲への配慮は必要でしょう。

 実際にお墓を作る流れ4ステップ

お墓を作る流れはとてもシンプルで、4つの手順で完成させられます。

①土を掘る

この時、なるべく深く土を掘る必要があります。少なくとも深さ1mほどは掘るとよいでしょう。

というのも、悪臭などの可能性もゼロではなく、浅い場合は動物などが掘り返す可能性があるからです。また、悪臭などが気になる場合は、火葬にすることをおすすめします。遺体の場合、土に還るのに何十年もかかるためです。

②ペットの遺体、あるいは焼骨を納める

ペットの遺体・または焼骨を納めるときは、直接か、麻などといった布に包むようにしましょう。この時ビニール袋に入れてしまうと、何年たっても遺骨が土に還らなくなってしまうため、注意が必要です。

また骨壺から出して埋めることもわすれないでください。骨壺のまま埋めてしまうと、壺内に水や湿気がたまり、カビなどが発生する原因となってしまいます。

③土を埋め戻す

遺体を納めたら、土を埋め戻しましょう。土が固くしまるようにしっかりと埋めましょう。またこのとき、盛り土をすると更に良いでしょう。雨などによって土が流れるのを防ぐためです。

④埋葬した場所に石塔などを据え置く

埋葬したら、目印となるように墓石や石・プレート、樹木などを置きましょう。この際に、石の重量によって埋めた土が沈むといったことのないよう、注意しましょう。

また、墓標を樹木にする場合は、台風等の自然災害が起きてもある程度耐えられるようなものにすることを注意するとよいでしょう。

自宅でお墓を建てる場合、必要な費用は1万円~5万円程度

家でお墓を建てる場合、必要な費用は約1万円~5万円ほどでしょう。

1万円~5万円が何に使われるかは、「墓標」となる石やプレートです。最近ではネットで「ペット お墓」と検索すると、様々な商品がでてくるでしょう。

相場1万円~5万円と申しましたがゼロ円でお墓を作ることも可能です。骨壺を埋葬し、その上に手持ちの石を飾ったり、庭にある樹木を移植して墓標としたりすればよいのです。

樹木の苗を買ってきて新たに植樹したとしても、数百円から1000円程度で作ってしまうこともできます。

また反対に、墓標となる石やプレートは、大きいものだと10万円を超えることもありますから、どの程度の大きさのお墓にしたいのか決めてから、墓石を探すようにしましょう。 

庭がない場合はどうしたらいい?

マンションにお住まいで、庭がない方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、手元供養を選択する方が多いです。

最近ではペット用の手元供養用品が多数販売されています。プランターのお墓、ミニ骨壺、ミニ仏壇、レーザー彫刻できるクリスタル、遺骨を収めることのできるペンダント、そのほかペット用のローソクや線香もあります。 「お墓」というイメージからは少し離れてしまうかもしれませんが、例えば “プランターのお墓” であれば、見た目も非常にお墓に近いでしょう。

また、庭以外で埋葬・供養する場合は、必ず「火葬」をしましょう。理由は、遺体のまま保管すると、土葬でもないため分解されて土に還ることができず、腐ってしまうからです。

これらの手元供養は、専門店やネット通販で購入できます。

最近ではペットの「火葬」をする人が増えている!ペット火葬の種類

骨壷とロウソクが並べられているテーブル

人間の場合、「火葬」をする必要がありますが、ペットの場合、火葬は必須ではありません。しかし近年では、ペットが犬や猫といったサイズの場合、火葬をする人が多いです。

火葬には以下のような種類があります。種類によっては、火葬後の納骨に影響するので、しっかり学ぶ必要があります。

立ち合い個別火葬

立ち合い個別火葬の場合は、ペットの家族が見守り、個別で火葬をします。人間が亡くなった時の火葬のイメージと一番近いのがこの「立ち合い個別火葬」です。飼い主がペットの出棺・見送りから、火葬後のお骨上げ、納骨まですることが可能となります。

 一任個別火葬

一任個別火葬の場合、ペット霊園の業者に火葬を依頼することになります。よって、火葬前の出棺・お見送りまではできますが、その後火葬の際の見守り・お骨上げができません。火葬後のお骨をスタッフが拾い、骨壺に納められた状態で遺族は遺骨を受け取ることになります。

個別で遺骨を受け取ることができるため、火葬後お墓に納骨することはできます。

合同火葬

合同火葬の場合は、複数のペット(1体~10体)を同時に火葬します。基本的に、火葬前にペット霊園の業者に預け、納骨まで全て任せる形となります。火葬後は、合葬墓に納骨し、供養することができます。注意点としては、合同で複数のペットの火葬をするため、個別での納骨ができないことです。遺骨を家で保管したい、一緒にお墓に入りたい、という方は、「合同火葬」ではなく「立ち合い個別火葬」「一任個別火葬」をする必要があります。

    筆者おすすめペット火葬の専門業者を選ぶポイント

    ポイントを示す女性

    大事なペットの最後を預ける業者です。
    誠実で良心的な業者にお願いしたいとは誰もが思うこと。その参考にあれば幸いです。

    必ず複数社と比較検討

    これはペット葬儀に限りません。かならず複数社を比較検討しましょう。費用が高い安いだけでなく、電話対応がしっかりなされているか、スタッフに誠実さが感じられるかなどで会社を見極めましょう。

    会社情報が明確か

    移動火葬の業者の場合、会社情報や連絡先が明確かを確認しましょう。

    料金体系が明瞭か

    メディアなどでは、法規制のないペット供養の市場に悪徳業者が参入して法外な金額を請求したなどのトラブルを報じています。料金体系が明瞭で、支払い方法などもきちんと明示してくれるかをチェックしましょう。

    地域や知人の評判

    実績のある業者であれば必ずや地域での評判が聞こえてきます。また、知人でペット供養をされたことがある人がもしあれば、相談してみましょう。

    東京都にある【ペットと一緒のお墓に入れる霊園】を紹介!

    筆者おすすめ、東京都にある「ペット埋葬可能な霊園」を紹介します。ぜひ複数霊園を比較し、安心してペットの遺骨を納められる霊園を探してください。

    むさしの霊園
    3.4
    8
    所在地
    東京都八王子市犬目町682-1
    霊園種別
    民営霊園
    /
    宗旨宗派
    在来仏教
    区画種別
    一般墓
    参考価格
    72万円~
    所在地
    東京都新宿区原町2-34
    アクセス
    牛込柳町駅から152m地図を見る
    霊園種別
    民営霊園
    /
    宗旨宗派
    宗教不問
    区画種別
    樹木葬/永代供養墓
    参考価格
    30万円~

    また、こちらからは全国の「ペットと埋葬可能な霊園」を探すことができます。お近くの地域のペット霊園を探してみてはいかがでしょうか。

    東京にあるペット霊園について、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    埋葬後の供養法

    埋葬後の供養方法は基本的に自由で、いつでもペットに会いに行けます。

    ペット霊園を利用した場合と、自宅の庭に埋葬した場合では、どのように違うのかをご案内します。

    ペット霊園の場合は命日やお盆に合わせて案内が来る

    ペット霊園に遺骨を埋葬した場合は、命日やお盆、お彼岸の前に霊園側から何かしらの通知が来るでしょう。

    個別法要、または合同法要の案内がなされますから、お経をあげてもらって供養をするかどうかを決めます。

    もちろん、命日やお盆、お彼岸に限らず、思い立ったらいつでもペットのお参りに出かけられます。

    ただ、開園時間が決まっているところもあるため、時間帯には十分注意しましょう。

    自宅にお墓を作った場合、お供えの頻度などは自由

    自宅の庭にお墓を作った場合は、お供えの頻度は完全に自由であり、お水や好物をいつでもあげることができます。

    ただ、お供え物を放置すると野良猫やカラスに荒らされるので、少しだけ時間を置いたら必ず下げるようにしましょう。

    命日には庭で愛犬のお墓を囲み、小さなピクニックをするなど、家族オリジナルの供養法を考え、実践するのは楽しいことです。

    このように、ペットのお墓はいつでもお参りでき、庭に埋葬するのならお参りの方法も自由です。

    まとめ

    ペット供養は、世の中のニーズに対して行政の対応が追いついてないというのが現状です。
    これからガイドラインの策定や法整備がなされていくことが予想されますが、
    現在はさまざまな業者や商品が乱立していると言えるでしょ。

    大切な家族の供養です。飼い主様が、きちんと業者を見極める必要があります。

    この記事のまとめ

    • 公営斎場ではペット火葬を受け付けないところがある。
    • 公営霊園のほとんどは合同供養の施設敷かない。
    • 民間業者による火葬は、固定炉か移動火葬車があり、立ち会いの有無が選択できる。
    • 合同供養の埋葬は無料〜万円程度。
    • お墓を建てて個別埋葬の場合は10万円〜数十万円。
    • 人と一緒に入れるお墓もある。
    • 供養の業者や霊園は、複数を比較して安心できる業者に依頼する。
    • 私有地に埋葬、建墓ができるが、悪臭や見栄えなど、近隣の人たちに配慮する。
    • ペット供養の商品お墓や手元供養などは専門店やネット通販で購入できる。

    監修者コメント

    監修者
    終活・葬送ソーシャルワーカー
    吉川美津子

    ペットは家族の一員です。大切なペットが死んでしまったら、丁重に弔ってあげたいと思うのが家族でしょう。では人間と一緒のお墓に入ることができるかというと、多くの墓地管理者は「受け入れ不可」というのが実情です。

    しかし、最近は「ペットも一緒に入ることができる」墓地が続々と開発されています。そうはいっても、すべての区画を可としているわけではなく、エリアを分けて混在しないように工夫をしているところが多いようです。また、一般墓所はペット不可としても、ペット供養塔を同じ敷地内の別のエリアに設けているところもあります。ペットを火葬するうえで、最大のハードルは「家族が全員揃ったタイミングで火葬をすること」でしょうか。忌引きがとれるわけではないので、どうしても土日か夜になりがちです。専用の火葬施設や、ペット火葬車などサービスの選択肢は増えていますので、生活スタイルに何が一番適しているのか、事前にリサーチしておくことが大切です。