遺族補償年金で受け取れる金額の計算方法を紹介!

老夫婦の人形と年金手帳

この記事の目次

  1. 仕事中の事故で亡くなったら「遺族補償年金」こまかい要件を確認しよう

仕事中の事故で亡くなったら「遺族補償年金」こまかい要件を確認しよう

もし、故人が、仕事中の事故で亡くなった場合は、会社で加入している労災保険から、遺族に対して「遺族補償年金」が支給されます。

対象になるのは、故人の収入で生計を維持されていた配偶者、子、父母、孫、祖父母、きょうだい。妻以外にはこまかい支給の要件があります。

たとえば、子の場合は18歳年度末まで、夫や父母などは55歳以上であることが条件で、優先順位が上の人がいると、下の人はもらえません。

金額は、遺族の人数によって異なります。たとえば、遺族が2人なら給付基礎日額(労働基準法の平均賃金相当額)の201日ぶん、3人なら223日ぶんです。

ただし、支給要件に当てはまる人がいない場合でも、遺族補償一時金が支給されることがあります。

普通は会社側が手続をしますが、万が一会社が何もしないようなら、会社の管轄地にある労働基準監督署に問い合わせたほうが良いでしょう。

「遺族補償年金」のしくみとは?

遺族補償年金の支給金額一覧表

遺族補償年金の支給金額一覧表


■参照元
わかりやすい図解版 
身内が亡くなったあとの「手続」と「相続」
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2016年5月10日 第1刷発行
2018年2月20日 第6刷発行

監修者:岡信太郎(司法書士)、木村健一郎(税理士)、岡本圭史(社会保険労務士)
発行者:押鐘太陽
発行所:株式会社三笠書房

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