関西初!新しい供養のかたち「屋内式墓型納骨堂」ってどんなお墓? 観音寺墓堂を徹底レポート

観音寺墓堂

奈良県桜井市にある「観音寺墓堂(かんのんじぼどう)」を徹底取材してきました。

観音寺墓堂は、継承者問題やご家族状況にお悩みの方でも安心してお墓を持つことができる新しい供養のかたちを打ち出した墓所です。

観音寺墓堂の魅力や特長、現地に行ってみて分かったことなど、写真も交えて詳しくご紹介いたします。また、観音寺墓堂のことを一番よく知る人物である、霊園の管理・運営を行っている株式会社石の大和のスタッフインタビューも掲載。実際に観音寺墓堂にお墓を購入された方の感想や、おすすめポイントなど、リアルな情報をたっぷりとお届けいたします。

この記事の目次

  1. 観音寺墓堂の「屋内式墓型納骨堂」とは
  2. 屋内ならではのメリット3つ
  3. 実際に訪れて感じた、観音寺墓堂の雰囲気
  4. 徹底取材!観音寺墓堂の特徴を丸ごと紹介
  5. 写真でよくわかる観音寺墓堂の雰囲気
  6. 観音寺墓堂スタッフインタビュー
  7. 観音寺墓堂を一番よく知るスタッフのおすすめはリース墓「菩提墓」
  8. 観音寺墓堂の価格情報
  9. 観音寺墓堂の概要
  10. 【ライフドットからのアドバイス】霊園選びの基本は「資料請求」と「見学予約」

観音寺墓堂の「屋内式墓型納骨堂」とは

観音寺墓堂は、屋内に墓石が建ち並んでいる珍しいスタイルの墓所です。観音寺の境内に併設されている屋内型のお墓です。

様々な種類のお墓が用意されているため、自分や家族に合ったかたちの供養方法を叶えることができます。墓じまいをお考えの方や、これからお墓を持つことに対して一歩踏み出せずにいる方にとっても利用しやすい供養形態になっています。

観音寺墓堂の内部 土間式のお墓

こだわりの土間式

屋内ではありますが、墓石の下は床ではなく土が敷き詰められています。墓石の内部が土に面しているので、屋外の一般的なお墓と同じ様にご遺骨を埋葬することができます。建物の中であるという無機質な雰囲気は感じられません。また、お墓参りに訪れる方からしてみても、普通のお墓と同じ感覚で手を合わせることができます。
この土間式のつくりは、他の屋内墓所には見られない特長です。

屋内ならではのメリット3つ

観音寺墓堂の一押しポイントは、「屋内型である」ということです。屋内のお墓にはこのようなメリットがあります。

  • 悪天候や気温を気にせずお墓参りできる
  • バリアフリー設計で移動が楽々
  • 墓石が経年劣化しにくい
  • 夜間のお墓参りも安心!万全の管理体制

一つひとつについて詳しく解説いたします。

悪天候や気温を気にせずお墓参りできる

お墓参りといえば、屋外で行うのが一般的ですが、その際に気になるのはやはり天候と気温です。

雨天時のお参りは傘をさしながらお花や供物を供えなければならず、普段通りのスムーズなお参りがなかなかできません。また、風が強い時にはろうそくや線香に火をつけるのも一苦労です。

さらに、最近では夏に気温が極端に高くなることも珍しくありません。日差しの強い時期には直射日光に当てられて、お墓参りの際に体調を崩してしまう心配もあります。

その点、観音寺墓堂は屋内型の納骨堂ですので、天候や季節によるお墓参りのしづらさを感じることはありません。冷暖房が完備されていますので、気温や湿度を気にせず、いつでも快適にお参りできるのは大きな特長です。

バリアフリー設計で移動が楽々

観音寺墓堂は、観音寺の敷地内に建てられています。

納骨堂だけでなく、お寺の敷地内の通路もバリアフリーとなっていますので、お年を召しされた方でも段差を気にせず歩くことができます。

観音寺墓堂内の通路はフラットな石畳が敷き詰められていて、足元を気にせず歩けるのがポイントです。ゆとりをもって作られた通路幅になっていますので、車いすでのお参りも窮屈に感じることはないでしょう。

墓石が経年劣化しにくい

屋内型ならではの魅力はもう一つあります。それは、墓石が経年劣化しにくいということです。

通常、屋外に建てられた墓石は時間の経過とともに風雨などの影響を受けて劣化していきます。建てた当初は綺麗な墓石も、長年に渡り雨や風を受けることで、艶がなくなってしまったり、汚れや苔が生えたりします。浸食して変形したりします。

そのため、経年劣化がひどい場合は、墓石をクリーニングしたり、ひどい時には新たに作りなおす必要が出てきてしまうのです。

しかし、観音寺墓堂は屋内型のため、このような外部環境による経年劣化の心配はありません。墓石を良い状態のまま維持することができるのです。

夜間のお墓参りも安心!万全の管理体制

観音寺墓堂には毎週水曜日以外は管理スタッフが常駐しています。
墓堂内には防犯カメラが13台も設置されていて、スタッフが常時確認していますので、万が一何か異常が発生した際もすぐに対応できるので安心です。
夜間にお参りしたいという場合でも、屋内に照明があるので、手元や足元が明るい状態でお参りできるのも大きなメリットです。

万全の管理体制

観音寺墓堂は、屋内型とはいえ天井の高い作りになっていますので、圧迫感や窮屈さを感じることはありません。
温かな照明とかすかに感じる土の匂いなど、五感に癒しを与える作りになっているのも、一般的な屋内型納骨堂との大きな違いではないでしょうか。

実際に訪れて感じた、観音寺墓堂の雰囲気

関西初の屋内式墓型納骨堂である「観音寺墓堂」は、奈良県中部に位置する桜井市にあります。最寄り駅はJR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」で、古都ならではのほっとする街並みが広がっています。

明るい陽光が輝く観音寺の境内

観音寺墓堂は、観音寺の敷地の中にあります。

観音寺の敷地は、国道から近い便利な立地ながらも車の往来の音はほとんど聞こえず、とても静かです。お寺の周辺に背の高い建物もないことから日当たりもよく、頭上に広がる空の青さと山々の色彩とのコントラストがお参りする人の目を楽しませてくれることでしょう。

観音寺の境内の風景

観音寺の敷地内に一歩入ると、様々な植栽が目に入ります。とりわけ目を惹くのが仏手柑(ぶっしゅかん)です。仏手柑とはバナナのような形の実が生る、インド東北部原産の果実です。生食用のフルーツではないのですが、古来縁起が良いとされ、瑞兆の果実として重宝されたといいます。

観音寺墓堂のある観音寺は日蓮宗のお寺です。
日蓮宗の寺紋が柑橘をモチーフにしていることもあって、その縁から仏手柑が植えられているそうです。

観音寺墓堂の外観

心ゆくまで過ごせるよう作られた屋内設備

墓堂内の天井は高く作られていますので、圧迫感を感じることはありません。
照明は暖色系でまとめられていて、穏やかな気持ちでお参りできるよう配慮されていると感じました。
墓堂の前方には仏像が安置されています。仏様に見守られながら、静かに眠りにつくことができるように、という心遣いが感じられるのではないでしょうか。

観音寺墓堂の内部に安置されている仏像

観音寺の敷地内の建物の中には休憩スペースが設けられています。庭に植えられた季節の花々を眺めながら、心穏やかにひと休みすることができます。

このように、観音寺墓堂は快適なお参りができるよう随所に工夫が凝らされています。
梁見せ天井の木目のぬくもりや、温かな照明の色などからも、お墓参りする方がゆったりと過ごせるような心配りが感じられ、一般的な納骨堂とは一線を画す作りになっていると感じました。

徹底取材!観音寺墓堂の特徴を丸ごと紹介

古都・奈良の中でもとりわけ仏教との縁が深い桜井市にある観音寺墓堂。そんな観音寺墓堂は「新たなお墓のかたち」を切り開く新しい納骨堂でもあります。

観音寺墓堂に作られた3種類のお墓について、詳しく解説いたします。

  • リース墓「菩提墓」
  • 室内墓
  • 一代五輪塔

リース墓「菩提墓」:48万円~

リース墓「菩提墓」

リース墓という少し聞きなれない言葉ですが、こちらは期間を定めて埋蔵を行うお墓です。

なお、リース契約期間は20年となります。20年経った時に、さらに10年単位で継続するか、合葬(がっそう:他人の遺骨と一緒に一つのお墓にまとめること)をするか、あるいはお墓を買い取るかの3つの方法を選択できるのが大きな特徴です。

選べる3つの供養方法

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

リース墓『菩提墓』は、お客様から最も多くお問合せいただいています。

菩提墓は永代供養墓ではありません。リースという形で借り上げてご使用いただき、20年のリース期間が経った時に、どのような形で供養するのかをお選びいただけるお墓なんです

編集部ロゴ
ライフドット編集部

具体的にはどのようなことを選べるのでしょうか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

3つのお墓に方法をお選びいただくことができます。

1つめはリースの継続です。『この後もリース契約を続けたい』という場合は、10年単位で継続していただけます。その場合は10万円の追加料金をいただきます。

2つめは、リースをやめるという方法です。この場合は、今後建設する予定の合祀墓の方にお骨を移します。

3つめはリースしていたお墓の買取りです。これまでリースしていたお墓をこのまま買い取りたい、というご要望をいただいた場合は98万円でご自分達のお墓としてご購入いただけます」。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

そうなんですか!色々な選択肢があるのは良いですね!

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

ちなみに20年のリース期間終了後の継続を前提に、最初から30年のリース契約を結ぶ、というようなこともできるんです。

つまり、20年のリース契約期間に10年の追加のリース期間を最初からくっつける形での契約ですね。このような契約をすることもできますし、先ほどご説明したように、20年経ってリースが終了する際にどうするか考えた上で、追加で10年のリース契約を結ぶ、ということも可能です。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

お客様のご家庭事情や希望に合わせてフレキシブルに対応していただけるということですね。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

はい。できるだけ柔軟な形で対応させていただきたいと考えているんです。

墓石の内部に骨壺を納骨

リーズ墓「菩提墓」内部の納骨スペース

編集部ロゴ
ライフドット編集部

「菩提墓」は、どのような形で納骨されるのでしょうか。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

「菩提墓」は一見して普通の墓石ですが、墓石の正面下の部分が開閉でき、中はカロートになっているんです。2段の棚のような形になっていて、こちらにお骨を納骨していただけます。

なお、納骨の際は、さらし袋にお骨を入れた上で納骨をします。墓石には仏様の戒名を記しますので、通常のお墓と何ら変わりなくお墓参りいただけます。

室内墓:98万円~

観音寺墓堂の室内墓

室内墓は、リースではなく子供や孫など家族に継承していけるお墓です。

お墓の大きさや、墓石の石種により金額は異なりますが、最も高いものでも150万円~160万円ほどとなっていて、比較的お求めやすい価格になっています。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

通常のお墓と同様の「室内墓」をご用意しております。永代使用料と墓石、彫刻、工事代のセットで98万円からとなっています。

大きく分けて和型と洋型の2つのタイプの墓石があり、お選びいただける墓石のデザインもいくつかあります。石の種類も多数ご用意していて、その中からお選びいただけるようになっているんですよ。

一代五輪塔:45万円~

一代五輪塔とは、その名の通り一代限りのお墓です。お墓の後継ぎがいない人や、独身の方でも安心してご利用いただけるお墓です。
本体のみの価格は45万円~ですが、永代供養付きにすることもできるのが大きな特徴で、その場合の価格は60万円となります。

このように、観音寺墓堂には様々なタイプのお墓があり、時代の流れとともに多様化しているお墓のニーズに応えることに力を入れています。

将来的にお墓の維持が難しくなった際には、観音寺境内にある合同慰霊塔にお骨を移し、他永代供養をしていただけるのも安心できる点です。

天候や気温に左右されず、常に快適なお参りができるという、屋内墓堂ならではのメリットがあるのはもちろんのこと、お客様の要望を反映した細やかなお墓のラインナップからは、観音寺墓堂がこだわる「新たなお墓のかたち」が伺えます。

自分にあったお墓をお探しの方は、観音寺墓堂にぜひお問合せください。

写真でよくわかる観音寺墓堂の雰囲気

観音寺墓堂の雰囲気

観音寺墓堂の雰囲気

観音寺墓堂

観音寺墓堂の風景

観音寺墓堂の雰囲気

観音寺墓堂スタッフインタビュー

株式会社石の大和スタッフインタビュー

観音寺墓堂について、株式会社 石の大和の社長である柏井さんにお話を伺いました。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

観音寺墓堂にお墓をお買い求めになる方や、見学にいらっしゃる方は、どのような年代の方が多いですか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

年齢層は比較的若く、30代、40代の若い方が多いですね。もちろん、50代や60代の方もお越しになります。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

手元にお骨のある状態でいらっしゃるケースが多いのでしょうか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

いいえ。今のところは寿陵(生前に自分で自分のお墓を建てる)の方が7割から8割くらいです。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

早い段階からお墓選びをする方が多いんですね。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

このあたりにお住まいの方は、お墓を大切に思う方が多いのかもしれません。特に奈良県は近隣の京都や大阪と違い、昔ながらのお墓を好む方が多いように思います。

以前何かで見たのですが、奈良県は仏壇の保有率が全国1位なのだそうです。(出典:引越し侍の荷物量ランキング!仏壇を一番持っている都道府県は?そこからも分かるように、信心深く、ご先祖様を大切にする県民性なのではないかと思います。

桜井市は飛鳥時代に仏教が伝来した場所でもありますので、この辺にお住まいの方々は奈良県の中でも特にその傾向が強いのかもしれませんね。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

なるほど。仏教との縁が強く、伝統的なスタイルのお墓を好む土地柄の中で、屋内型墓堂という、新たなスタイルのお墓をこちらでは提供しているわけですね。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

そうなんです。今は昔に比べて核家族化も進んでいますし、地元に残らず、進学や就職を機に遠方に行ってしまう人も珍しくありません。かつてのように、定期的にお墓参りをしたり、手入れをしたりということが難しい状況の人も多いです。お墓の後継ぎがいないという人もいらっしゃいます。

時代の移り変わりとともにライフスタイルも変わってきているので、従来型のお墓では対応しきれないケースがどうしても出てくるんです。新しいライフスタイルが広がる中で生まれたニーズに対応するために、「新たなかたちのお墓』を提供させていただいています。その一つとして、関西初となる屋内型の墓堂である観音寺墓堂を2018年12月にオープンする運びになりました。

屋内型であるメリットとは


屋内墓所「観音寺墓堂」

編集部ロゴ
ライフドット編集部

観音寺墓堂さんの区画は、どれくらいあるんですか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

全部で120区画です。販売区画にはまだまだ余裕がありますので、ぜひお問合せいただければと思います。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

ところで、こちらの墓堂は屋内型ですが、屋外型にはないメリットについて教えてください。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

屋内型墓堂の大きなメリットは、やはり天候の影響を受けないことです。雨の日のお墓参りはただでさえ大変です。傘を差しながらのお参りは負担になりますし、足元が滑りやすくなるなどの危険もあります。ですが、当墓堂は屋内型ですので、雨が降っても風が強くても気にせずお参りいただけます。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

悪天候であっても関係なく普段通りのお参りができるのは大きなメリットですね!その点を魅力に感じて購入される方もいらっしゃるんじゃないですか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

そうなんですよ!実際にそういう声をお客様からいただいております。

見学にお越しの際、たまたま大雨に見舞われてしまったんですが、そんな中ご見学いただき、屋内型の良さを実感していただけたようで、「屋内だから、こんな大雨でも濡れずにお参りできるね」と言っていただけて…。その場でご購入を決めてくださいました。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

確かに、悪天候の時には屋内ならではの良さを感じることができるでしょうね。他にも「屋内型ならでは」ということで、ご好評いただいている点はあるんでしょうか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

墓石が劣化しにくい点ですね。屋外型のように雨に降られたり、風に当たったりということがないため、墓石が劣化しにくいんです。屋外のお墓は、通常、時間の経過とともに風雨の影響によって変色したり浸食したりします。

ですが、観音寺墓堂は屋内に建てられたお墓のため、このような劣化が起こりません。つまり、買った時の真新しい状態を長期間に渡り維持することができるんです。お墓を買った当時の状態のまま先祖代々受け継ぐことができるのも、当墓堂ならではのメリットですね。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

お墓を綺麗な状態のまま受け継ぐことができるのは、他にはない魅力ですね。ちなみに、こちらは墓石の下に土が敷き詰められた土間式になっていますが、通常の墓参のような形でお墓に水をかけることはできるんでしょうか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

お墓にお水をかけるのはご遠慮いただいております。

ですので、お墓のお掃除の際は雑巾などで水拭きしていただく形になります。草むしりの手間がかからず、墓石の掃除も水拭きするだけでOKなので、手入れが楽だと好評なんですよ。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

確かに手軽に掃除できるのは良いですね。また、冷暖房が完備されているのも良いと思います。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

過ごしやすさについてもお客様に魅力に感じていただいているようです。春や秋といった気候の良い季節の時はあまりご実感いただけないかもしれませんが、夏や冬には冷暖房完備という利点を感じていただけることでしょう。どんな時でも快適にお参りいただけます。

お墓参りに訪れる人に心地よい空間

編集部ロゴ
ライフドット編集部

屋内型とはいえ、色々と工夫されているように思います。土間式なので土を感じながらお参りできますし、天井も高くて開放感がありますよね。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

土間式にしたのは、弊社の社長の信念とこだわりからなんですよ。人は亡くなった後、土に還っていきます。屋内型であっても、その点を大切にしたかったんです。

また、土の匂いがかすかにすることで、屋外にいる時とあまり変わらない感覚でお参りいただけるのではないかと思います。

土が敷かれた土間式の観音寺墓堂

編集部ロゴ
ライフドット編集部

観音寺墓堂を訪れてみて、すごく広々とした雰囲気を感じました。屋内型とはいえ、感覚的には屋外のお墓と何ら変わらないなと思います。狭苦しい感じがなく、一般的なお墓が屋内に入っているという感じですよね。

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

温度管理もされていて、悪天候を避けられるというメリットがあるので、その点が大きな強みですね。先ほどもお話ししたとおり、墓石の劣化を防ぐこともできますし、これは屋外にはないメリットではないかと思います。

その上で、料金は屋外のお墓よりもお求めやすくさせていただいているので、それも当墓堂の魅力の一つであると思います。

編集部ロゴ
ライフドット編集部

確かに、それは大きな魅力ですね。実際にこちらの墓堂でお墓をお買い求めになったり、見学にお越しになったりするお客様は、近隣のエリアの方が多いのですか?

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

はい。当墓堂周辺にお住まいの方や近隣エリアの方が多いですね。遠いところだと、天理市にお住まいの方が、当墓堂を気に入ってお墓をお買い求めになっています。

観音寺墓堂のおすすめポイントまとめ

観音寺墓堂の内観

編集部ロゴ
ライフドット編集部

それでは最後に、どんな方に観音寺墓堂をおすすめなのかお教えください!

石の大和 柏井さん
石の大和
柏井さん

新しいお墓のかたちを求めていらっしゃる方に当墓堂をおすすめしたいです。

  1. 快適にお墓参りできる屋内型
    観音寺墓堂は関西初となる屋内型の墓堂です。屋内であっても屋外のお墓と変わりなくお参りいただけるよう、墓堂内は土間式にし、土の香りや木のぬくもりを感じながらお参りいただけるよう工夫しています。
    屋内かつ冷暖房完備ということで、天気の影響を受けることなく普段どおりのお参りをしていただけますし、墓堂内はバリアフリーですので、車いすや足腰に不安のある方でも安心してお参りいただけることと思います。
  2. お求めやすい価格
    通常の室内墓はセット価格で100万円を切る金額からお求めいただけますし、その約半額の20年のリース墓である『菩提墓』、一代限りのお墓である『一代五輪塔』や納骨堂など、様々なかたちのお墓をご提供させていただいています。
  3. 従来のお墓の良さも感じられるつくり
    今は樹木葬など様々なタイプのお墓が出てきています。観音寺墓堂のお墓は、新しいかたちのお墓ではありますが、昔ながらの墓石に向かって手を合わせるお墓参りのようなスタイルです。

お墓の継承問題など様々な事情に応じた供養の形ができないか探しているという方には、ぜひ当墓堂をおすすめしたいです。

観音寺墓堂を一番よく知るスタッフのおすすめはリース墓「菩提墓」

観音寺墓堂のリース墓「菩提墓」

観音寺墓堂を一番よく知る株式会社 石の大和 柏井さんのおすすめは「菩提墓」です。
20年契約のリース墓である菩提墓は、「お墓を建てたいが、継承者がいない」「遠方に住んでいるので、なかなか墓参できない」という人に特におすすめでです。リース期間の20年が経過した後に3つの選択肢から「その後のお墓のかたち」を選べるのが特徴です。

20年のリース期間後の3つの選択肢

  • 10年単位でリース契約を継続する
  • リースをやめて合葬する(共同のお墓に埋蔵し直す)
  • リースしていたお墓を買い取る

20年が経過した後、10年単位で再度リース契約をすることができます。その場合、10年につき10万円の追加料金がかかります。
また、リースをやめる場合は、建設予定の合祀墓へとお骨を移して安置します。
さらに、20年リースの間にお墓への愛着が湧き、「リースしていたお墓を買い取りたい」というご要望にもお応えしています。その場合は、1基98万円でお買い求めいただくことが可能です。

このように、菩提墓は、お墓を建てて契約期間が終了した後に必ず訪れる、「この後、どういう形で供養するか?」という悩みに対し、3つの方法で応えてくれます。
従来のお墓の枠組みを超えた、新たなスタイルのお墓をお探しの方に、ぜひご検討いただきたいお墓です。

観音寺墓堂の価格情報

タイプ永代使用料+墓石工事一式+基本彫刻料
室内墓980,000円~

※管理費として別途年間1万円かかります。

タイプリース料(20年)備考
リース墓480,000円継続の場合は10年単位で10万円

※管理費として別途年間1万円かかります。

タイプ価格
一代五輪塔(本体のみ)450,000円
一代五輪塔(永代供養付き)600,000円

※管理費として別途年間1万円かかります。

観音寺墓堂の概要

  • 所在地:奈良県桜井市外山608-1
  • 事業主体:宗教法人 長隆寺 桜井別院
  • 施設・設備:永代供養墓/バリアフリー/法要施設/休憩所/駐車場

観音寺の外観

交通アクセス

観音寺墓堂は、JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」から徒歩約15分ほどで到着します。「桜井駅」からJR桜井線で「奈良駅」まで約30分、近鉄大阪線で「大阪上本町駅」まで約40分で到着することができます。
JR奈良線は京都方面へのアクセスも良好ですので、「大阪駅」、「京橋駅」、「日本橋駅」、「大阪難波駅」など大阪の中心街へ行くことができます。

観音寺墓堂の周辺地図

車の場合

国道165号線沿いで、お車でのアクセスは良好。「薬師町東信号」より200m先、観音寺の看板の前で右折してください。
境内に4台、隣接地に3台、それぞれ駐車場が用意されています。

観音寺の駐車場

電車の場合

  • JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」から徒歩約15分
  • 「桜井駅」から奈良交通バス「薬師町バス停」で下車し徒歩約3分

観音寺墓堂へは、JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」南口を出て向かいます。駅前のロータリーから続く県道154号線の車の往来は、それほど激しくありません。道沿いにゆとりのある歩道が設置されていますので、歩きやすく便利です。

観音寺墓堂までの道順はシンプルで分かりやすく、迷うことはないでしょう。ただ、途中になだらかな上り坂がありますので、体力に自信のない方は「桜井駅」からタクシーを利用した方が良いでしょう。

また、予約制でご利用いただける無料送迎車もございます。

歴史の息吹を感じる観音寺墓堂の周辺環境

観音寺墓堂のある桜井市は、仏教伝来の地としても知られています。最寄り駅の「桜井駅」周辺には由緒ある寺社仏閣が多く、見どころ満載です。
例えば、「桜井駅」が最寄りの安倍文殊院は645年に建立された古刹で、日本三文殊の一つとして知られています。ご本尊である騎獅文殊菩薩像をはじめ、渡海文殊群像、善財童子像など多数の国宝があり、仏教伝来の地としての趣と悠久の歴史を感じることができるでしょう。

また、隣駅の「三輪駅」まで足を延ばせば、三輪山を神体山とし、本殿を持たないことで知られる日本最古の神社の一つ「大神神社」があります。三輪そうめんの名産地としても広く知られていますので、「大神神社」への参拝のついでに美味しい三輪そうめんに舌鼓を打つこともできるでしょう。

さらに、近隣の「大美和の杜展望台」からは、新古今和歌集に納められた持統天皇の歌「春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天のかぐ山」で有名な天香具山をはじめとする大和三山が望めます。

このように、観音寺墓堂の周辺には、歴史散策ができる場所が多数あります。
お参りの帰りに古刹や神社などを巡り、古の面影をたどってみてはいかがでしょうか。

観音寺墓堂
所在地
奈良県桜井市外山608-1
アクセス
大和朝倉駅から2.2km地図を見る
霊園種別
寺院墓地
/
宗旨宗派
宗教不問
区画種別
一般墓/永代供養墓/納骨堂
参考価格
30万円〜

【ライフドットからのアドバイス】霊園選びの基本は「資料請求」と「見学予約」

いまこのページをご覧の皆様の多くは、初めてのお墓探しをされていることでしょう。

  • 何から調べたらいいかわからない
  • どの霊園が自分に合っているのかがわからない
  • 価格はいくらぐらいが適正なのかわからない

こういった不安やお悩みを抱え、お墓さがしをされている方は大勢いらっしゃいます。

まずは気になった霊園の資料をご請求頂く事と、実際に霊園を見学する事がとても重要です。ライフドットでは、安心できるお墓探しと、後悔しないお墓選びのお手伝いをしています。少しでも不安な事や分からない事があればお気軽にお問い合わせください。

お墓や終活に詳しい専門スタッフがあなたのお悩みをお伺いして、中立的な立場で最適な埋葬プランをご提案致します。お墓をお探しの皆様、今すぐ終活の総合メディア「ライフドット」にご連絡を!

初めてのお墓選びは、分からないことだらけで当然です。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

お墓・霊園をお探しの方はこちら
お墓の相談窓口 専門家に無料相談 エリア・条件から 自分に合うお墓を探す

おすすめのお墓の基礎知識を解説