忌中と喪中の過ごし方と、知っておきたいマナー
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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?
終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。
- 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
- お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
- お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい
など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。
情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。
この記事の目次
忌中と喪中の過ごし方
ポイント:四十九日までが忌中。一周忌までが喪中のめやすなので、祝い事への出席、正月行事などは控える。
喪に服する期間は
遺族が一定期間、故人の冥め いふく福を祈り、喪に服すことを「忌服(きぶく)」といいます。かつては、忌服中は家に閉じこもり、他人と会わないようにするというしきたりもありました。
しかし、現在ではそれほど厳密な決まりもなく、一般的には四十九日の法要までを「忌中」、一周忌から13カ月くらいを「喪中」とすることが多いようです。
最近では官公庁の服務規定にある忌引き期間に従い、その後は平常な社会生活に戻るのがふつうです。
忌中・喪中のマナー
故人の冥福を祈る気持ちを心がけ、忌服期間中は次のことはなるべく避けましょう。
- 祝い事への出席
結婚式や祝賀会、落成式などの華やかな場に出席するのは控えます。
- 正月行事しめ縄、門松、鏡餅などの飾りは一切しません。年始回りや初詣も控えます。
- お歳暮やお中元
お世話になった方へのお礼ですから、季節のあいさつを贈ってもマナー違反ではありません。気になるようなら、お歳暮は寒中見舞い、お中元は暑中見舞いとして忌が明けてから贈ります。
- 年賀状
服喪中は年賀のあいさつも行いません。年賀状のやりとりをしている人には、11月下旬から12月上旬までに年賀の欠礼をわびるあいさつ状を出します。
忌引き期間(官公庁服務規定による)
続柄 | 期間 | |
---|---|---|
配偶者 | 10日間 | |
血族 | 父母 子 祖父母 兄弟姉妹 孫 おじ・おば | 7日間 5日間 3日間 3日間 1日間 1日間 |
姻族 | 配偶者の父母 配偶者の祖父母 配偶者の兄弟姉妹 | 3日間 1日間 1日間 |
(土日祝日は除く)
年賀欠礼状が間に合わなかったら
Q 12月に入ってから親が亡くなり、年賀欠礼状が間に合わなくなりました。この場合はどうしたらよいでしょうか。
A 年が明け、松の内以降に「喪中につき賀状は失礼いたしました」といった返事を寒中見舞いとして出します。使用しなかったお年玉付き郵便はがきは販売期間内であれば無料で通常切手類と交換できます。販売期間を過ぎたはがきは手数料を支払って交換します。
会社に勤める遺族が受け取れる慶弔見舞金規程とは
慶弔見舞金規程とは、従業員やその家族に結婚・出産・傷病・死亡などの慶弔事があった際、お祝い金やお見舞い金を受け取れる制度です。もちろん、親が亡くなった場合も受け取れます。ほとんどの企業が就業規則で定めているので、確認してみましょう。
■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行
著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研
監修者コメント
監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子
「忌中」と「喪中」はそれぞれ別の意味があります。
「忌中」とは、神道の「ケガレ(気離れ、気枯れ、穢れ)」である死を悼む期間」という考え方から、忌中時(五十日)は出仕(仕事)を控え、殺生をせず、髭そ剃らず、神社に参拝しないとされていました。
昔の人にとって、死は忌み嫌う恐ろしいものであったうえ、伝染病などの不安がありましたから、死を「穢れ」「汚れ」たものとみなし、一定期間は死を遠ざけたいという思いがあったのでしょう。
一方、仏教ではケガレの概念はありませんが、日本古来からの民間信仰と結びつき、四十九日法要が終わるまでを忌中とする慣習ができました。
「喪中」とは「死者を偲ぶ期間」のことを言います。
故人ことを思い、通常生活に戻るための期間として、昔は喪服を着て外出を控えて過ごすとされていた期間です。
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しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
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