供養塔とは
供養塔とは?徹底解説
- 供養塔は亡き人の霊を祀る石塔で、種類豊富に存在
- 供養塔は仏塔に由来し、日本では平安後期に広まった
- 五輪塔や宝篋印塔など、供養塔には意味が込められている
- お墓選びは地域別で、希望に応じた診断ツールが活用可能
供養塔とは
供養塔というのは、亡くなった人や祖先の霊を供養するために建てられる石塔のことをいいます。供養塔にはいくつかの種類があり、卒塔婆、五輪塔、宝篋印塔、多宝塔、無縫塔などをまとめて供養塔と呼んでいます。
供養塔は、もともとはお釈迦様が亡くなったとき、お釈迦様の遺骨を分割してそれぞれ各地に埋葬をしたのですが、その際に建てられた仏塔が起源となっています。日本では平安時代の終わりころからはじまって、広く浸透していったと考えられています。
古くは戦や天災や疫病などで一度に多くの命が失われ、引き取り手の無かった遺体や遺骨の供養のために、全国の各地で建てられるようになりました。高野山には数多くの武将など権力者の供養塔が建てられています。
また、ご先祖様を供養する方法としてお墓ではなく供養塔を建てる場合もあります。
供養塔の中でも様々な種類や形状があるため、費用も考えながら検討していけると良いでしょう。
供養塔を使用する状況・ケース
供養塔の種類として代表的なものに五輪塔があります。五輪塔の五つの輪は宇宙の五大構成要素をあらわしています。五大構成要素は、宝珠形が空、半月形が風、三角形が火、円形が水、方形が地とされています。
また陀羅尼経という呪文を納めたとされている宝篋印塔(ほうきょういんとう)も供養塔の一種です。宝篋印塔を礼拝する目的は、犯してきた罪が消し去り、苦しみから逃れることができて、長生きができるとされています。
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