圓通寺（三十三観音供養墓（合葬））

圓通寺の三十三観音供養墓は、仏教の重要な概念である三十三観音を基に設計された特別な永代供養墓で、その特徴は、各観音様の足元の台座、カロートの中に最大八霊まで納骨できる点にあります。昭和2年に仮本堂を建立し開創された圓通寺は、山号を「護國山」と命名し、郷土と国の繁栄を願う思いが込められています。平成年代に入り、堂宇の改修が行われ、位牌堂、本堂、庫裡と客殿が整備されました。この歴史ある寺院で供養を受けることは、故人の魂に深い安らぎをもたらすでしょう。この三十三観音永代供養墓は、墓地永代使用料30万円、観音石仏70万円、永代供養料80万円、墓碑石７万円（文字彫り・設置料含む）と設定されています。

圓通寺の三十三観音供養墓は、合葬墓の形式を採用しています。合葬墓とは、複数の遺骨を一つの墓所に一緒に埋葬する方式のことです。この形式により、個別の墓石を持つ必要がなくなり、墓地の維持管理にかかる費用や労力を大幅に軽減することができます。この供養墓は永代供養墓で、寺院が半永久的に供養を続けることを約束するシステムです。これにより、長期にわたって確実に供養が続けられることが保証されています。また、この供養墓は普通のお墓としての利用も可能です。つまり、合葬墓としての利用だけでなく、家族墓としても使用できる柔軟性を持っています。墓碑石の設置も可能で、7万円（文字彫り・設置料含む）で対応しています。

圓通寺の三十三観音供養墓は、秋田県秋田市四ﾂ小屋字御野場188に位置し、秋田市内にありながら、静かで落ち着いた環境を提供しています。この環境により、訪れる人々は都市の喧騒から離れ、ゆっくりと故人を偲ぶことができます。アクセスの面では、JR奥羽本線(新庄～青森)「四ツ小屋駅」から車6分、JR羽越本線「羽後牛島駅」から車13分、JR男鹿線「追分駅」から車35分、バスでは四ツ小屋下丁から徒歩3分と比較的便利な場所にあります。これは、都市部の利便性と静かな環境の両立を実現しています。圓通寺御野場霊園として知られるこの場所は、自然に囲まれた穏やかな雰囲気の中で墓参りができる環境を提供しています。