八千代市営霊園

八千代市営霊園は、住所は千葉県八千代市小池1521番地1に位置し、年中無休で開園しております。敷地面積は約1.9ヘクタールにも及ぶ広大な霊園で、通常の開園時間は午前8時30分から午後4時30分までですが、お盆やお彼岸の特別な期間には開園時間が延長されることがあります。このように、利用者がいつでもアクセスできることから、遠方からの訪問者や多忙な日常を送る方々にとっても、柔軟に墓参ができる環境が整っています。

自由度の高い芝生墓地

芝生墓地は1,328区画を有しており、1区画は3平方メートル（幅1.2m×奥行2.5m）で設計されています。この区画では隣接する墓地との境界線がなく、カロート（コンクリート製の納骨室）が設置されています。これにより、8体の焼骨を収容可能で、雨水が溜まらないような排水設備も完備しております。利用者は墓碑や記念碑の設計に際して自由にアレンジを加えることができ、石材店の指定もないため、個々のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

承継者不要の合葬式の墓地

合葬式墓地は、現在2,670体分が整備済みで、予定計画数として4,260体を計画しています。この形式の墓地では、一つの納骨室に多くの焼骨を納骨するため、お墓の承継者がいない方でも安心して利用することができます。市が永年にわたって管理し、65歳以上の方を対象にした生前申込みも受け付けており、これにより将来的な心配を減らしながら、納骨後の参拝は専用の参拝広場で行うことができます。

環境に優しい設計

八千代市営霊園は、自然に溶け込むような設計がなされており、芝生やその他の植生が整備されています。これにより、訪れる人々に穏やかで安らぎのある空間を提供しており、自然環境と調和することで、都市部にありながらも静謐な雰囲気を保っています。霊園全体が環境に配慮した設計であるため、自然保護にも貢献しています。

延長可能な開園時間

八千代市営霊園の開園時間は通常、午前8時30分から午後4時30分までですが、お盆やお彼岸の時期には訪問者の利便性を高めるために時間を延長します。この時間延長は、特に大切な時期に故人を偲ぶために墓参を行いたいと考える多くの人々に対して、ゆっくりと時間をかけて訪問できる機会を提供します。

高齢者向けの生前の申込み受付

八千代市営霊園では、65歳以上の高齢者を対象に生前申込みを受け付けています。この制度は、生前に自分の最終的な休息の場を確保できることから、老後の不安を軽減し、将来の計画を立てやすくします。納骨される焼骨は最初は地上の納骨壇に20年間保管され、その後、条件を満たせば最大10年間延長が可能であり、その後は地下の合葬室で永年埋蔵されます。