川崎市のお墓・霊園の傾向
川崎市は、多摩川を挟んで東京都と隣接する政令指定都市で、神奈川県第2の都市です。川崎駅周辺の繁華街、タワーマンションや新興住宅が並ぶ住宅地、沿岸部の工業地帯、そして多摩丘陵の田園地帯と、多彩な顔を見せる町です。
川崎市営墓地は2つあるが価格がネック 樹木葬や納骨堂も人気
川崎市内には川崎市営緑ヶ丘霊園と、川崎市営早野聖地公園の2つの市営墓地があります。ただし、両方とも区画面積が広く、墓地と墓石の費用が高額になってしまうため、人気はいま一つです。1㎡よりもさらに狭い小型の区画を売り出す民営霊園の方に人気が流れているようです。早野聖地公園には「壁面型墓所」や「芝生型墓所」のような現代にマッチしたような区画もありますが、こちらも高額な使用料がネックとなっています。
最近では樹木葬や納骨堂も人気で、特に川崎駅前にある「駅前納骨堂 眞應殿」が有名です。
川崎市の交通アクセスの特徴
川崎市は、町自体が150万人都市だけであるだけでなく、東京と横浜に挟まれている立地のため、鉄道網が充実しています。JRは東海道本線、京浜東北線、南武線、鶴見線、横須賀線、湘南新宿ライン、私鉄は京王相模原線、小田急小田急線、多摩線、京急本線、京急大師線、東急東横線、目黒線、田園都市線、大井町線があります。
ただし市内は車社会で、霊園は比較的多摩丘陵側に多いため、マイカーによるお参りが便利でしょう。
川崎市のお墓の費用相場
川崎市営墓地の場合、墓地と墓石で200万円近くします。安い民営墓地であれば、120万円くらいからが相場です。
川崎市営墓地の公募期間
神奈川県川崎市には「川崎市営 緑ヶ丘霊園」、「川崎市営 早野聖地公園」の公営霊園があります。
2つの霊園とも令和2年度の利用者募集の受付は、令和2年10月30日(金)~令和2年11月30日(月)であったことから現在募集は終了しています。
応募して利用許可が得られた方の手続きの流れは以下の通りです。
- 申込書類の配布・受付
令和2年11月2日(月)~ 令和2年11月30日(月) - 抽選会の開催(公開抽選)
令和3年1月5日(火)午前10時00分~(一般墓所等、合葬型墓所)
- 当選者の資格審査
- 利用開始日
令和3年4月1日(予定)
川崎市営霊園の申込資格
- 資格1【遺骨あり】
要件 (次の要件をすべて満たす方)
(1) 次のア~ウのうち、いずれかに該当する方(ただし、分骨・改葬による申込みは不可)
ア 遺骨が自宅にある方(死体(胎)埋火葬許可証が自宅にある方)
イ 川崎市緑ヶ丘霊堂の利用者(川崎市緑ヶ丘霊堂に遺骨を預けている方)がいる世帯の方
ウ 川崎市緑ヶ丘霊堂に預けている遺骨の配偶者若しくは子(血族に限る)
(2) 墳墓の祭祀を主宰する立場にある方
(3) 川崎市に1年以上在住する方(令和2年1月1日以前から継続して住民登録のある方)
(4) 川崎市営墓地の利用許可を受けていない方 (5) 印鑑登録が可能な年齢に達している方 - 資格2【遺骨なし】
要件 (次の要件をすべて満たす方)
(1) 資格1の(1)に該当しない方
(2) 墳墓の祭祀を主宰する立場にある方
(3) 川崎市に5年以上在住する方(平成28年1月1日以前から継続して住民登録のある方)
(4) 川崎市営墓地の利用許可を受けていない方 (5) 印鑑登録が可能な年齢に達している方