八尾市のお墓・霊園の傾向
八尾市は大阪府中部に位置する人口約26万5千人の市です。かつては難波と大和国とつなぐ中継地として栄え、戦国時代には民衆たちが浄土真宗の教えのもとで一体となり、守護大名や領主に自治権を認めさせ、寺内町(寺院の境内にある町)として栄えました。これが今の八尾市発展の礎だと言われています。
近年は中小企業都市としても注目を集め、「モノづくり都市」として有名な隣接する東大阪市を、製造業出荷額で上回り、年々その差は広がっています。まさに、日本のモノづくりを支える中小企業の技術が集約しているのが八尾市です。
市内には5つの公営霊園があるものの空きがない 選択肢は民営か寺院墓地
八尾市には公営霊園である八尾市立墓地が5つあります(久宝寺墓地・龍華墓地・西部新墓地・安中墓地・二俣墓地)。しかし、現在(2020年9月)新区画の募集予定はありません。募集情報は市政だよりや市のホームページをチェックするか、地元の石材店に尋ねてみるのもよいでしょう。ちなみに平成30年度には、龍華墓地で全56区画が募集され、1㎡あたりの墓地使用料は40万円でした。近い将来、公営霊園を考えている方は参考にしてみてください。
八尾市内には市街地や信貴山麓にさまざまな民営霊園や寺院墓地があります。大阪平野が見下ろせるパノラマビューが魅力の「八尾法浄霊園」や、日本で初めてISO9001(品質に関する第三者認証)を取得した「八尾普泉霊園」などがあります。また、近鉄信貴線「信貴山口駅」徒歩約5分にある「本照寺 クリスタルガーデン」にはクリスタルガラスでできた永代供養墓があり、レーザー彫刻で仏様が浮かび上がります。
八尾市の交通アクセスの特徴
八尾市は工業地帯が多く車社会のため、お墓参りの際もマイカーの利用が便利でしょう。ただし、ところによっては道が狭かったり、混雑を起こしやすい場所もあります。墓地に駐車場があるか、走りやすい道かどうか事前のチェックが必要でしょう。
高速道路は近畿自動車道「八尾インター」があり、その下を中央環状線が走ります。その他、国道165号や170号もあり、道路交通の利便性はよいでしょう。
鉄道路線は、
JR大和路線、おおさか東線(久宝寺駅が終点)、近鉄大阪線、信貴線、大阪メトロ谷町線が走っています。バス路線は近鉄バス、大阪バスが運行しています。