大東市のお墓・霊園の傾向
大東市は、大阪府の中部に位置する人口約12万人の市です。市の東部には生駒山系が連なり、平野部に住宅地や商業地が並びます。江戸時代には新田開発が行われ、昭和初期までは一大農業生産地でしたが、戦後の高度成長期から、住宅や工場の進出に伴い急激に人口が増加し、都市化していきました。大阪市内へは電車一本でわずか15分程度と、都市部へのアクセスは良好です。
霊園の数は少ないものの、生駒山系に複数の民営霊園が点在する
大東市内には公営霊園はなく、一般墓区画を売り出す寺院墓地もあまりありません。しかし、生駒山系の自然の中にいくつかの民営霊園があります。
代表的なのが「大阪メモリアルパーク」です。建築家の安藤忠雄氏設計の霊園で、生駒山の中腹にあるため、大阪平野を一望できる大変素晴らしいロケーションを誇ります。和洋さまざまなスタイルのお墓が並ぶ一般墓区画だけでなく、樹木葬区画やガーデニング墓地も併設し、お墓参りしたくなる魅力があふれる霊園です。
その他、「龍間霊園」や「野崎霊園」など、生駒山の自然の中でお墓参りできる、落ち着いた環境の民営霊園が多いのが大東市の特徴と言えるでしょう。
大東市の交通アクセスの特徴
大東市では複数の幹線道路が走っているため、車があると便利です。高速道路は近畿自動車道の「大東鶴見IC」があり、また、市の中心部に国道170号(外環状線と旧道)が走ります。ただし、片側一車線の道も多いため、混雑しやすいエリアでもあります。
鉄道路線はJR片町線が走り、市内には全線が停車する「住道駅」の他、「野崎駅」「四条畷駅」の3駅があります。バスは近鉄バスがメインで運行しており、その他、京阪バスや大東市のコミュニティバスが走ります。