東大阪市のお墓・霊園の傾向
東大阪市は大阪府の中部に位置する人口約50万人の市です。日本のモノづくりを支える技術力の高い中小企業が集まっています。政令指定都市を除くと工場の数は全国で1位を誇ります。工業地だけでなく、住宅地や商業地が分布され、市の東部には生駒山系が連なっており、自然も豊富です。大阪市内へは電車で15分程度と、アクセスも良好です。
6つの市営霊園は空きはなし 寺院墓地や民営霊園も少なめ
東大阪市には6つの市営霊園(長瀬墓地、額田墓地、小坂墓地、楠根墓地、今米墓地、吉田墓地)がありますが、募集は5年に一度を目安として不定期に行われます。その他には寺院が売り出している一般墓区画がわずかにあり、選択肢はそう多くはありません。中には、「大通寺墓苑」のように永代供養付のお墓を販売しているところもあり、跡継ぎが不安な方も安心です。また、同寺院には永代供養墓もあります。
東大阪市のお寺の納骨堂は、檀家や門徒向けに設置されているところがほとんどで、一般の方への売り出しはあまり多くありません。中には「本光寺」のように宗教不問の納骨堂を用意しているところもあります。
東大阪市の交通アクセスの特徴
東大阪市は人口密度の非常に高い市です。平坦地は道が狭く一方通行が多いなど、車の往来に不自由を感じるかもしれません。一方、市の東部は山になっているので坂道が多く、マイカーと公共交通機関のどちらを利用するかは人によって分かれるでしょう。
鉄道路線の多くは東西方向に延びています。JR片町線、近鉄奈良線・大阪線・けいはんな線、大阪メトロ中央線があります。また、南北を走る路線としてJRおおさか東線が2008年に開業していますが、市の西部を走っているため、その他のエリアの南北間の移動はバスを頼らざるをえません。
バスの運行は近鉄バスがメインで行っていますが、そのほとんどは南北に走る幹線道路沿いに停留所が設置されており、交通機関の空白地帯が多いのが現状です。
道路網は充実しており、高速道路は近畿自動車道、阪神高速13号東大阪線にそれぞれ複数の出入り口が設置されています。また、一般国道は東西を国道308号(中央大通)、南北を中央環状線と外環状線(国道170号)が大動脈として走ります。