さいたま市のお墓・霊園の傾向
さいたま市は埼玉県の県庁所在地で、人口130万人を超える指令指定都市です。2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併し、2005年に岩槻市が編入して、今のさいたま市が出来上がりました。
一般墓、納骨堂、樹木葬を持つ「思い出の里霊園」が人気
さいたま市には5つの公営霊園がありますが、さいたま市営霊園「思い出の里」が筆頭です。一般墓区画だけでなく、芝生墓地、納骨堂、屋内墓地、さらには令和元年より樹木葬墓地も開設。市民の多様なニーズに応えられる霊園であるため、人気が高く、毎年定員を上回る募集があります。
その他、市内は民営霊園も充実。「思い出の里」の周辺にある見沼区は広々とした土地が豊富で、新しい霊園が多くあります。その他、岩槻区にも霊園が多く、市民はもとより隣接する春日部市や越谷市の人たちにも利用されています。
さいたま市の交通アクセスの特徴
さいたま市は基本的には車社会です。駅に近い墓地や霊園が少ないこともあり、お墓参りの際は車を利用する人が大半です。鉄道は、南北をつなぐJR埼京線、京浜東北線、高崎線、東北線(宇都宮線)、西に伸びる川越線、東に伸びる東武野田線、南エリアを東西に横断するJR武蔵野線などがあります。市内を東西につなぐ役割を路線バスが担っています。
さいたま市のお墓の費用相場
昨今のさいたま市では樹木葬が特に人気があり、安いところでは30万円程度から購入できます。
一般墓を建てようとすると、小さい区画で墓地代と墓石代をあわせて100万円程度から入手できます。
さいたま市営墓地の公募期間
さいたま市には、「さいたま市営霊園 思い出の里」、「さいたま市営 諏訪入墓地」、「さいたま市営 青山苑墓地」、「さいたま市営 善前墓地」などがあります。
令和2年度募集は、「さいたま市営霊園 思い出の里」のみで、一般墓や屋内墓地での募集はなく、樹林型合葬式墓地のみでした。
ただ令和2年8月30日(日)を持って現在は受付を終了しています。
思い出の里納骨堂においては随時受付してもらえますが、空きがない場合は予約制となるため、希望する場合は早めに問合せすることをおすすめします。
また、納骨堂は一時保管施設となるため年度末までの1年間しか利用できない点には注意が必要です。利用許可期間満了後の利用に関しては更新手続きをすれば利用できますが、あくまで利用者が市民としてさいたま市に在住していることが条件となります。
申込資格
- さいたま市に1年以上居住し住民登録をしている方
- 同一世帯にさいたま市営墓地を利用している方がいない