幸手市のお墓・霊園の傾向
幸手市は埼玉県東部にある人口約5万人の市です。関東平野のほぼ中心地にある平坦地で、東京都心から約50kmの距離にあります。かつては日光御成街道と日光街道(奥州街道)の合流点に位置する宿場町として栄えました。市内には住宅地と水田が広がり、最近では国道4号沿いにロードサイド型の商業施設が多数出店しています。
公営や民営の霊園はないがお参りしやすい寺院墓地に注目
幸手市には公営霊園はなく、寺院墓地が運営する墓地が選択肢になります。ただし、寺院墓地であっても檀家にならなくてもよいところも複数あります。
千塚にある「法蔵寺」には、「のうこつぼ」と呼ばれる石でできた屋外型の納骨堂があります。法蔵寺は浄土宗の寺院で、先代住職はその社会活動が認められ、吉川英治文化賞を受賞したことでも知られます。お寺に守られている安心感が、寺院墓地の魅力といえるでしょう。
また、300年以上の歴史を誇る天台宗「常光寺」の境内には、永代供養墓と樹木葬墓地があります。宗旨宗派を問わず、年間管理費や護持会費も不要です。東武日光線「幸手駅」より徒歩8分という距離も魅力です。
幸手市の交通アクセスの特徴
幸手市は車社会で普段の生活やお墓参りにはマイカーの利用が便利です。高速道路は圏央道「幸手インター」があります。また、市の西側を国道4号(日光街道)、東側を新国道4号(春日部古河バイパス)が南北に縦断します。
市内の路線バスは朝日自動車が運行しており、市の予約制乗り合い運行の「幸手市デマンド交通」も高齢者を中心に利用されています。
鉄道は東武日光線「幸手駅」があります。近隣の駅を利用する市民も多く、東武日光線「杉戸高野台駅」、東武伊勢崎線「東武動物公園駅」(宮代町)、JR宇都宮線の「東鷲宮駅」や「南栗橋駅」(ともに久喜市)などがあります。