葬儀後のあいさつ回りと支払いが必要な3つの費用

葬儀費用支払いとあいさつ回り

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終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

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この記事の目次

  1. あいさつ回りをする
  2. 葬儀費用を支払う

あいさつ回りをする

ポイント:葬儀後のあいさつは、初七日までに出向く。最近では、簡略化され、葬儀当日にお礼を渡すのが一般的に。

あいさつ回りは初七日までに

喪主か遺族は、葬儀の翌日か、遅くとも初七日までに、葬儀でお世話になった人のところへ出向き、協力していただいたお礼を述べます。
服装は準喪服か地味な平服にします。特にお礼をしたい方には、菓子折りなどの手土産を持参するとよいでしょう。

あいさつが必要なところ

一般的には、次のような人たちにあいさつするのがマナーとされています。

  • 寺院・神社・教会などの宗教者

    できれば葬儀の翌日に、今後の法要の相談をかねて、あいさつにうかがいます。最近では葬儀当日にお礼を渡し、あいさつ回りを省略するケースも増えています。

  • 世話役・世話役代表

    お礼の言葉とともに、適宜、金品などを持参します。現金を白封筒に入れて渡してもよいでしょう。最近では葬儀当日に御車代を渡し、あいさつ回りに代えるようになりました。

  • 隣近所

    自宅で葬儀をした場合は、大勢の弔問客や車の出入りで迷惑をかけたご近所にも、おわびとともに無事に葬儀を終えたことを報告して回ります。
    最近では近所づき合いが少なくなり、隣近所にあいさつにうかがうことは珍しくなりました。ご近所の方に参列していただいた場合には、会葬礼状であいさつとお礼に代えます。

あいさつ回りのポイント

□初七日までにあいさつにうかがう初七日までにあいさつ回りをする 宗教関係者はできれば葬儀の翌日に
□服装は準喪服か地味な平服を着る
□あいさつを済ませたら早めに引き上げる

お礼のめやす

渡す先金額・品物渡し方
世話役5000~1万円御車代として渡す
世話役代表1~2万円喪主より目上なら現金を避けることも
隣近所菓子折り、ビール券など2000~3000円程度のもの
故人の会社関係者菓子折りなど社員数に合わせて5000円程度のもの

親が在職中だった場合

親が会社に勤めていた場合は、事務手続きをかねて勤務先にあいさつにうかがいます。直属の上司や、葬儀でお世話になった方には、ていねいにお礼を述べます。菓子折りなどを持参するとよいでしょう。

また、親の机やロッカーなどの私物もこのときに整理し、事務手続きを済ませます。印鑑などを忘れずに持参しましょう。

会社で行う事務手続き

  • 会社に返却するもの

    公的な書類や鍵、社員証、健康保険証など

  • 会社に提出するもの

    死亡届、年末調整に必要な保険料控除などの書類

  • 会社に頼む事務手続き

    団体生命保険・退職金・給与・社内預金などの有無を確認、社会保険の埋葬料の請求など

葬儀費用を支払う

ポイント:引き継ぎ・葬儀費用の支払いは記録を残し、不明点をすぐ確認。

葬儀事務の引き継ぎ

世話役や手伝いの人たちに任せた葬儀事務は、なるべく早めに、できれば精進落としを終えたあとに引き継ぎます。

葬儀後に引き継ぐもの

  1. 香典
  2. 香典帳、供物・供花の記録帳
  3. 弔辞・弔電
  4. 会葬者芳名帳、名刺
  5. 出納帳、領収書、残金

世話役などに立て替え払いをしてもらっている場合は、できるだけ早く精算します。

葬儀費用の支払い

葬儀費用は大きく分けて業者への支払い、寺院などへのお礼、飲食代の3つになります。

  • 葬儀社

    通常、葬儀の数日後に葬儀社から請求書が届きます。届いたら、先に受け取っている見積書と照らし合わせて、内容を確認してから支払いましょう。銀行から振り込んだ場合の控えは必ず取っておきます。

  • 寺院・神社などへのお礼

    僧侶や神職、牧師などへのお礼は、あいさつ回りの際に持参するのが正式とされていますが、最近では葬儀当日に渡すことが多くなっています。

  • 飲食代

    通夜ぶるまいや精進落としの際の飲食代は、注文時に前払いとして支払う、配達時に支払う、後日集金や請求書によって支払うなどの場合があります。業者に食器などを借りたときは、その費用が必要なこともあります。

葬儀寺務の引き継ぎと流れ

保管しておくものチェック・リスト

相続税を計算するとき、葬儀費用は遺産総額から差し引くことができます。見積書や明細書、請求書、領収書などの書類はまとめて保管しておきましょう。領収書がないときは、出納帳に日付けと金額、支払先を明記しておきます。ただし、香典返し、墓地整備や買い入れ費用、仏具代、初七日・四十九日法要費用、遺体解剖費用などは控除の対象になりません。

葬儀事務、費用のまとめ

□葬祭業者からの見積書、明細書、請求書、領収書
□寺社などへの謝礼の領収書(御車代なども含む)
□飲食代の請求書、領収書
□業者に渡した心づけの記録


■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行 
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行

著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研

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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

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