東向島駅から徒歩3分!高品質な祈りの空間「向島たから陵苑」を徹底レポート!
東京都墨田区にある納骨堂屋内「向島たから陵苑」を徹底取材してきました。現地で取材して感じた「向島たから陵苑」の魅力や特徴などを、写真も交えて詳しくご紹介いたします。
向島たから陵苑を運営する宗教法人 宝徳院のご住職である髙田さん、また、たから販売事務所の髙橋さんにもお話を伺いました。向島たから陵苑をよく知るからこそのおすすめポイントや、実際に購入された方の感想など、リアルな情報をお届けいたします。
この記事の目次
徹底取材!向島たから陵苑の魅力6点を紹介
東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「東向島駅」の商店街を抜け、静かな住宅街に入るとすぐに目の前に現れる、重厚感あふれる外観が印象的な「向島たから陵苑」です。
2019年1月にオープンし、和と洋が融合した落ち着いた雰囲気の中で快適なお参りできるよう、様々な工夫が凝らされています。
特筆すべき点の多い向島たから陵苑ですが、その中でも大きな特徴は下記の6点です。
- 最新技術の導入で、故人をより近くに感じられるお墓参りを実現!
- ペットと一緒に入れるプランも用意!
- 屋内型だから、どんな天候でも快適なお参りが可能!
- 完全バリアフリーなので、車いすや杖を利用する場合も安心!
- 宗旨宗派不問! 他派でも法要施設の利用可能
- 365日、手ぶらでお参りができる
それぞれについて詳しく説明いたします。
最新技術の導入で、故人をより近くに感じられるお墓参りを実現!
納骨堂でのお墓参りがより身近で快適なものになるよう、向島たから陵苑には最新技術が導入されています。先進システムを利用したお墓参りの方法について、詳しく説明いたします。
タッチパネル操作でかんたん受付
向島たから陵苑では、お参りの際、まずはエントランスにある受付モニターで、専用カードをかざして受付を行います。すると、モニター画面に利用可能なブースが表示されるので、その中から好きなところを選び、案内に従ってモニターを操作していきます。操作は非常に簡単で、画面の案内も分かりやすいです。そのため、「機械操作が苦手」という人でも、簡単に受付を済ませることができるでしょう。
受付操作が完了すると、受付番号とブース名が記載された紙が出てきます。その紙を受け取ったら、2Fの参拝室に向かいます。
遺影をモニター画面に映しながらお墓参り
モダンで落ち着いた雰囲気の参拝室には、ブースが複数用意されています。ブースは「春」「秋」の2つのエリアに分かれていて、一つひとつのブースごとに花の名前が付けられています。
受付時に受け取った紙に記載されたブースに行くと墓石があり、そのままお参りできるようになっています。
また、参拝ブースの正面横(春は右、秋は左)にはタッチパネル式のモニターがあり、思い出の写真や映像を映し出すことが可能です。写真や映像を観ながら、故人との思い出を懐かしむことができるでしょう。
お参りが終わったら、タッチパネル式スクリーンの右下にある「参拝終了」ボタンを押します。すると、墓石の前の扉が閉じ、参拝が終了します。
このように、向島たから陵苑では受付から参拝までかんたんに行えます。
従来のお墓参りに最新技術を取り入れたことで、お墓参りをスムーズなものにしているのです。
向島たから陵苑では、最新技術を取り入れたことで、従来のお墓参りではできないことを実現しています。
例えば、一般的な屋外のお墓の場合、お墓に思い出の写真を置いておくことはできません。ましてや、思い出の映像を流すことは不可能です。
故人との思い出がいつも記憶の中にあるとはいえ、在りし日の姿や声に時に触れたくなるもの。向島たから陵苑では、伝統的なお墓参りの中に最新技術を取り入れることで、その願いを実現しています。
故人をより近くに感じられるのが、向島たから陵苑の大きな特徴なのです。
人のぬくもりや繋がりを大切にした納骨堂
「向島たから陵苑」は納骨堂ですよね。参拝室の墓石は共用なのでしょうか?
墓石は共用で、中央にある家名などが彫刻されている部分だけお客様ごとの専用のものとなります。こちらは「厨子(ずし)」といって、亡くなった方のご遺骨を納める場所です。
彫刻部分に関しては、白色で着色することもできますし、着色せずに彫ったままの風合いを活かした形にすることもできます。また、家名ではなく「やすらぎ」「和」など、お好みの言葉を入れることも可能です。実は、この厨子の彫刻はレーザー彫刻ではなく、手彫りなんですよ。
手彫りとは、こだわりを感じるつくりですね!
お客様ごとの彫刻の部分を、機械ではなく手仕事にしたかったんです。
亡くなった方を見送ること、供養することやご先祖様を思う気持ちは、どんな時代も変わらないものです。向島たから陵苑は機械搬送式納骨堂で、最新型のシステムを導入していますが、現代技術を一部に取り入れているとはいえ、やはり人の手を使って供養する温もりを忘れたくないので、家名などの彫刻部分は手彫りにこだわりました。
また、手彫りの方が毛筆風の繊細さを表現することができ、細かい線でも強度を弱めずに彫ることができるんですよ。
お参りの際、お墓の右側に置かれているタッチパネル式モニターに様々な写真や動画が表示されますが、こちらは何人まで表示することができるのでしょうか。
タッチパネル式モニターには、5名様分を表示することが可能です。氏名を押すと、その人にまつわる写真や動画を表示することができます。ちなみに、1区画につき、5つまで登録することができます。動画は30秒くらいのものを流すことができます。
ペットと一緒に入れるプランも用意!
向島たから陵苑では、ペットと一緒に入れる参拝ブースも用意しています。
屋内型の自動搬送式納骨堂では、ペットと一緒には入れないところも数多くありますが、現在は「ペットも大切な家族の一員」と考える人が多く、「一緒のお墓に入りたい」という要望が増えているのも事実です。
その要望に応えるべく、向島たから陵苑では、ペットと一緒に入れるプランをご用意しています。ペットが亡くなった場合は先に納骨することも、もちろん可能です。
ペットの写真や動画をタッチパネル式スクリーンに表示することもできますので、在りし日のペットの姿を観ながら、思い出話に花を咲かせるなど、充実した祈りの時間を過ごすことができるでしょう。
ペットと一緒に入れるというのは、機械搬送式納骨堂では珍しいのではないでしょうか?
その通りです。ペットと一緒に入れないケースが多いんですよ。ペットと一緒に入れる機械搬送式納骨堂は、都内では当苑を含めて3、4か所といったところではないでしょうか。
昔とは違い、今はペットも大切な家族の一員と考える方が増えた関係で、ペットと一緒のお墓に入りたいというご要望も増えています。当苑ではそのようなニーズに応え、ペットと一緒にお墓に入れるプランをご用意いたしました。
屋内型だから、どんな天候でも快適なお参りが可能!
向島たから陵苑は屋内型納骨堂です。そのため、天候に左右されることなく、お参りできるのが大きな特徴と言えます。
お墓参りで悩まされるのが、雨天などの悪天候時です。傘を差しながらのお参りは大変ですし、足腰に不安のある人にとっては、濡れて滑りやすくなった通路を歩く不安もあるでしょう。また、強風時のお参りは、お供えが飛んでしまったり、線香になかなか火がつかなかったりと、大変な思いをします。
晴れていても、猛暑や寒い日のお参りは快適とは言えません。特に、最近では猛暑が厳しく、体力に不安のある方は、真夏の炎天下でのお参りをためらうこともあるのではないでしょうか。
しかし、向島たから陵苑は屋内型であることから、このような心配は要りません。
また、冷暖房完備ですので、いつでも快適な気温の中でお参りすることができます。どんな天気であっても、充実したお参りの時間を快適に過ごすことができるのが、向島たから陵苑のメリットの一つなのです。
向島たから陵苑は屋内型で、天候に左右されないのが良いですね。
その点をメリットに感じて下さるお客様もたくさんいらっしゃいます。購入後、どんな時でも快適なお参りができることを実際に感じていただくと、全天候型対応の良さを理解していただけるようです。
完全バリアフリーなので、車いすや杖を利用する場合も安心!
向島たから陵苑は、完全バリアフリー設計となっています。そのため、杖を利用する方や車いすの方でも、安心してお参りいただけます。
苑内の通路幅は余裕がありますので、車いすやベビーカーを利用する際に、窮屈に感じることはありません。段差もないため、安心してお参りできるでしょう。
また、エレベーターもかなり広めに作られています。法要施設や休憩室、トイレなどの施設も余裕のある作りになっていますので、圧迫感がなく、車いすでの移動も楽に行えます。
向島たから陵苑の建物の中は、通路がフラットなのはもちろん、広目にゆとりをもって作られていると感じました。それに、エレベーターもトイレも広々としていますよね。
エレベーターは大きなサイズで作っています。間口も広く奥行きもあって、かなり余裕のある作りだったでしょう?
これなら、車いすやベビーカーをご利用の方でも窮屈に感じることはないと思いました。
それと、本堂や法要施設の床もフラットですし、タイルなどではなく木で作られていることに驚きました。特に、本堂の床は何となくですが、やわらかい雰囲気がしました。
本堂の床には山桜を使用しているんですよ。適度な硬さがあるのですが、タイルや石を使ったものに比べ、歩いた時に柔らかい感触になっています。また、木なので、色合いも温かいですよね。
一口にバリアフリーといっても、無機質な感じにはしたくなかったんです。ここは祈りの空間ですし、故人との思い出に触れる場でもあります。明るく心地よくお参りできる場を提供することを心がけているんです。
宗旨宗派不問! 他派でも法要施設の利用可能
向島たから陵苑を運営する宝徳院は、創建99年の真言宗のお寺です。ですが、向島たから陵苑は宗旨・宗派不問で利用することが可能。他の宗旨・宗派の人であっても、法要を行うことができます。
向島たから陵苑の3Fには、本堂、法要施設、客殿があります。法要は基本的に、真言宗の方は本堂で行い、それ以外の宗旨・宗派は法要施設で行うことになります。ですが、冥加金を支払うことで、他の宗旨・宗派の方であっても本堂で法要を行うことが可能です。
なお、本堂は35名~50名、法要施設は22名前後まで収容可能となっています。
客殿も木の床でつくられた温かみが感じられますよね。こちらで休憩することができるのでしょうか?
法要の際のご休憩やご会食の際に、客殿をお使いいただけます。
なお、客殿と法要施設との間には仕切りを設けていますが、取り払って一つの部屋にすることも可能です。大人数の会食にも対応できますので、ご相談ください。
また、会食用メニューもございますので、ご希望であればスタッフまでお気軽にお問合せいただけましたら幸いです。
365日、手ぶらでお参りができる
向島たから陵苑は、参拝カードさえあればいつでも気軽にお墓参りすることができます。
なお、故人のご友人など参拝カードを持っていない方であっても、受付でご契約者様のお名前を告げれば、参拝可能です。
向島たから陵苑は定休日がなく365日お参りできます。参拝時間は毎日9時半~17時半までです。この時間内であれば、毎日お参りできます。
さらに、向島たから陵苑では、お参りの際にお花や線香を持っていく必要がありません。なぜなら、お墓にいつでもお花が供えられているからです。また、線香については香炉が用意され、そちらで焼香をすることができます。お参りの際にお供え物を置くことはできますが、お参りが終わったら、持ち帰る必要があります。
お花や線香を持たずに、思い立った時にいつでもお参りに行けるのも、向島たから陵苑の魅力なのです。
お参りをする際にはカードが必要なんですよね?
お墓をご購入された際にカードを2枚発行しておりますので、普段のお墓参りにはカードをご持参いただきます。
ご友人やご親戚の方などカードをお持ちでない方がお参りされる場合は、受付でご契約者様のお名前をお伝えください。その際は、専用のQRコードを発行して、お参りできるよう手配させていただきます。
なお、カードを紛失した場合は再発行させていただきます。また、カードを追加で作りたいという場合にも対応しておりますので、お気軽にお申しつけください。なお、再発行やカードの追加には、1枚あたり2,000円かかります。
365日お参りできるのも、大きなメリットではないかと思います。
向島たから陵苑では、毎日9時半~17時半の間にお参りいただけます。今後、メンテナンスのために休館日をいただくこともあるかもしれませんが、基本的には365日いつでもお参りいただけるようになっています。
当苑の近所にお住まいの方で、納骨堂をお申込みになった方がいらっしゃるんですが、小さなお子さんが毎日のようにお参りにいらっしゃるんですよ。
向島たから陵苑の一押しポイントは、心地よい祈りの時間を過ごせる上質な空間
向島たから陵苑の一押しポイントは、質の高い祈りの時間を過ごせる充実した設備です。
重厚感あふれる外観は、向島たから陵苑を訪れた際にまず目にとまる大きな特徴として、建物の中に入ると、天井や床など至るところが趣向を凝らした作りになっていることに気づきます。
細部までこだわり抜かれたしつらえ
エントランスホールを照らす照明は、蓮華がかたどられています。実は、この照明は和紙で作られたものなのだそうです。そのため、照明の光が、祈りの空間に相応しい柔らかなものになっています。
エントランスの床は寄木細工となっていて、桜の花など3種類の模様がかたどられているこだわりのつくり。2F参拝室の床もエントランスと同様に寄木細工になっていて、桜がモチーフになっています。
本堂の欄間など、装飾にも木を惜しみなく使っています。そのため、苑内は温もりを感じられる雰囲気になっており、かすかに漂う木の香りが穏やかな気持ちにさせてくれます。
向島たから陵苑の設備は何から何までこだわりが感じられますね!例えば、本堂の欄間は、非常に手の込んだ作りになっていると思いました。
設備の一つひとつにかなり力を入れ、こだわりを持って作りました。
本堂には大きな障子戸がありますが、南向きで明るいでしょう?ただ明るいだけでなく、障子のおかげで日差しが柔らかくなって、木をふんだんに使った空間の温かさや柔らかな雰囲気を、いっそう感じていただけるような作りになっているんです。
世界屈指の最高級石材「庵治石」でできた墓石
2Fの法要施設には、もう一つ特筆すべきこだわりがあります。それは、世界最高峰の銘石として知られる庵治石を使用した墓石があることです。
花崗岩のダイヤとも呼ばれる庵治石は、石目の美しさや硬度の高さから人気があるものの、希少な最高級墓石であることから値段が高価な高嶺の花でもあります。
しかし、向島たから陵苑では、庵治石を使用した墓石でお参りすることができるのです。
共用の墓石については、それぞれブースによって違いがあるように見えますが、使用している石が違うのですか?
参拝する墓石についても大きなこだわりがあります。参拝ブースの墓石はインド産の高級黒御影石を使用しています。そして、「春」と「秋」のエリアにある一番奥のブースだけは、最高級墓石として名高い香川県牟礼町・庵治町で採掘される「庵治石(あじいし)」を使用しています。
庵治石といえば日本を代表する最高級墓石ですよね!しかも、見たところ庵治石の墓石が置かれている一番奥のブースは他のブースに比べて広い作りになっているようですね。
こだわりの一つとして、最高級の庵治石を惜しみなく使わせていただきました。
一番奥のブースでは法要も執り行われるため、他のブースよりも広めに作っています。法要が行われていない時であれば、お墓参りの時にいつでもご利用いただけますよ。
このように、向島たから陵苑の設備は、一切手を抜くことなく、こだわり抜いた作りになっています。高級感あふれる空間の中で、穏やかで質の高い祈りの時間を過ごすことができるのです。
向島たから陵苑の住職&スタッフインタビュー
向島たから陵苑を運営する宝徳院のご住職である髙田さん、たから販売事務所のたから販売事務所 高橋さんにお話を伺いました。向島たから陵苑のことをよく知るお二人からみた納骨堂について語っていただきました。
お墓参りしやすさを突き詰めたら、立地と内装へのこだわりが生まれた
向島たから陵苑は駅から徒歩約3分ということで、かなり交通の便利な場所にありますね。
当苑は、駅から近いのはもちろんですが、こちらに到着するまでの道のりが平坦な、フラットアクセスであることも大きなポイントです。
バリアフリーを謳っている霊園や納骨堂は他にもありますが、建物や敷地の中はそうであっても、そこに至るまでの道に段差や坂道があったりすることも珍しくありません。ですが、当苑の場合は、それがないんです。そのため、足腰に不安のある方や車いすの方でも、足元に不安を感じることなくお越しいただけます。
納骨堂の建物内はとても温かな雰囲気だと感じます。1Fから3Fに至るまで、ふんだんに木を使っているんですね。
壁も床も木を使っています。床は厚めに作っているんですよ。また、1Fと2Fの床は寄木細工になっていて、2Fの床の模様は桜をモチーフにしています。また、壁はもちろん、欄間などの装飾部分にもふんだんに木を使っているんです。
苑内を拝見し、内装へのこだわりを強く感じました。エントランスの和紙で作った蓮華の照明も圧巻ですよね。「穏やかな気持ちでお参りができるように」という心遣いが、内装からも伺えます。それに、木の香りがするので、なんだか落ち着きますね。
木を使うことにこだわって作っています。
当苑のような機械搬送式の納骨堂は他にもありますが、他の納骨堂と向島たから陵苑とで、参拝方法の仕組みなどに大きな違いはありません。
そこで、他との違いを出したいと思った時に「より穏やかな時間を送っていただくにはどうすれば良いか」ということを考えました。その答えの一つが、木を使った床、壁、装飾などの内装だったんです。温かで居心地の良い祈りの空間をご提供することで、お参りのたびに穏やかな気持ちになっていただけるだけでなく、「また来たい」「いつも来たい」と思っていただきたい。そうすることで、お参りがより身近なものになるのでは、と考えました。
とはいっても、行きづらい場所にあるようでは、お参りが身近なものになりにくいので、立地の良さも重要だったんです。
なるほど。こちらは、駅から徒歩3分と立地が良いですよね。立地の良さ、フラットアクセスにバリアフリー、木をふんだんに使った温かな内装、そして、全天候型ということで、快適にお参りできる条件が整っていると思います。
実際、そのおかげもあってか「毎日お参りしている」というお客様の声もいただいているんですよ。
気軽にお墓参りができない原因を一つひとつ取り除いたことで、お参りがより身近で、日常生活に溶け込んだものになったという声をいただけるのは、とても嬉しい気持ちになります。
時代に合わせた、新しいお墓参りのスタイル
お墓参りに行き、ご先祖様に手を合わせることが当たり前になるように、向島たから陵苑では時代に合わせた工夫をしているんですね。
時代に合わせた新しいスタイルのお墓参りを追求した結果、365日いつでも好きな時にお参りに行けるスタイルになりました。お墓参りがより気軽で身近なものになったのではないかと思います。
一方で、カードを使って参拝の受付をするシステムは、従来のお墓参りにはない方法だと思いました。
どこのブースが空いているのかなども、モニターに表示されて一目瞭然ですし、お墓参りに来るたびに、様々なブースを利用できるわけですよね。通常の墓地や霊園は区画が決まっていますが、こちらは、好みに合わせてブースの場所を選べる点も特徴的だと思います。
伝統的なお墓参りと、現代技術とを融合させた新しいスタイルの参拝方法です。
通常の墓地や霊園の場合、区画によっては入口からお墓までが遠く、ずいぶんと歩くケースもあります。また、地形によっては、階段や坂を上り下りしなければならないこともありますし、広大な敷地の霊園だとお墓のある区画に行くのに、専用のバスに乗ったり車を使ったりしなければなりません。
元気なうちはそれでも良いのですが、体力が落ちてきたり、足腰に不安を抱える状態になったりした時には、お墓参りをするのも一苦労です。
向島たから陵苑のような機械搬送式納骨堂の場合はブースが選べますので、例えば、「足腰に不安があるので、できるだけ入口に近い場所でお参りしたい」というのであれば、そのご希望を叶えることができるわけです。また、「できるだけ人目に触れず、静かにお参りしたい」という場合は、奥のブースを選ぶこともできます。
このように、参拝される方のご事情・ご希望に合わせてお参りの場所を変えられるのが、大きなポイントです。
お墓の場所をその時々で変えられるのは、機械搬送式納骨堂の持つ大きなメリットですね。
従来のお墓とは異なる新しい参拝システムに対して不安を感じる方もいらっしゃいますが、楽で便利だと分かると、「向島たから陵苑にしてよかった」と実感していただけるようです。
墓じまいのために向島たから陵苑を選んだ方も多い
向島たから陵苑に見学にお越しになる方には、どのような傾向がありますか?
「機械搬送式の納骨堂にお墓をもちたい」という意向をもった上で見学に来られる方が多いですね。
あとは、生前墓ではなく、すでにお骨を持っている方も多いと思います。例えば、49日を急いでいらっしゃらず、じっくり考えた上でお墓を作ろうと考えている方、一周忌を目途にお墓を作ろうと考えている方です。そういう方が重視するポイントが、「家から近いかどうか」「駅から近いかどうか」ということなんです。
向島たから陵苑は、このようなニーズにも応えられる立地にあるのが、大きな特徴だと思います。
墓じまいや、改葬(お墓の引っ越し)などでこちらをお選びになるケースも多いですか?
墓じまいを理由に向島たから陵苑をお選びになる方もいらっしゃいます。遠方の田舎にお墓をもっているもののしっかりと管理が行き届いていなくて、お墓参りしやすい場所にお墓を引っ越したいというケースです。
進学や就職を機に地元を離れたため、故郷にあるお墓になかなか足を運ぶことができないという方が増えています。そんな中で、駅から近く、天候に左右されない向島たから陵苑を新しい供養先としてお選びになる方は少なくありません。
檀家制度のない宝徳院が考える、現代でのお墓のあり方
向島たから陵苑は宗教不問の納骨堂ということですが、こちらを運営されている宝徳院さんは、真言宗のお寺なんですね。
宝徳院は、今年(2020年)で創建99年目になる真言宗の寺院です。実は、当寺にはもともと墓地区画はなく、加持・祈祷を中心とした小さなお寺だったんです。時代の移り変わりとともに、お寺を今後どのようにして残していくべきか考えた結果、現在の向島たから陵苑の形を思いつきました。
もともと墓地区画がないこともあって、当寺には檀家制度がありません。逆に、そこが強みだと思っています。
現在は、ペットも家族の一員と考える人が増えています。また、核家族の方や独身の方、お墓の後継ぎがいらっしゃらない方も増えていて、昔に比べて多様化が進んでいます。
そんな状況を考えた時に、どんな方でも受け入れられる、そんなお墓を作りたいと考えました。そういう思いを形にしたのが、向島たから陵苑です。
向島たから陵苑にお墓をお持ちになる方は、どの宗旨・宗派の方が多いのですか?
浄土真宗の方が多いですね。実は、都内は浄土真宗の方が多いんですよ。
当寺は真言宗ですが、向島たから陵苑は宗旨・宗派不問でご利用いただけます。そのため、浄土真宗など真言宗以外の様々な宗旨・宗派の方であっても、葬儀・法要を執り行っていただけます。
それでは、最後にどんな方に向島たから陵苑をおすすめしたいかお教えください。
まずは、お参りしやすいお墓をお求めになっている方におすすめしたいです。向島たから陵苑は、駅から徒歩3分で、しかもフラットアクセスで到着することができます。苑内も完全バリアフリーになっていますので、安心してお参りいただけます。また、天気や気温に左右されず、いつでも快適にお参りできるのも大きな特徴です。
このように、お参りしやすい環境を整えたことで、「毎日お参りできるようになった」など、お参りが日常生活の中に溶け込んだという声を、嬉しいことにいただいております。
当苑は自動搬送式納骨堂です。それに対し、「従来のお墓参りとは違うのではないか?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、根本的なところは何も変わりません。従来のお墓のように、お墓に手を合わせ、故人のことを思うという伝統的なお墓参りのスタイルの中に、天候に左右されない工夫を凝らしたり、より多くの思い出に触れられるようスクリーンモニターを設置したりと、「従来のお墓参りではできなかったこと」を、現代技術を取り入れることで叶えたにすぎません。
そしてもう一つ。承継者がいない方、墓守がいない方、核家族の方、独身の方など、お墓の承継に関するお悩みを抱えている方におすすめです。当苑は販売価格である志納金の中に永代供養料も含まれていますので、無縁仏になる心配はありません。
従来のお墓で対応できないことを一つずつ実現したのが、向島たから陵苑です。生前からお墓を作りたい方はもちろん、すでにご遺骨をお持ちの方でお墓をじっくり選びたい方、また、お墓のお引越しをお考えの方は、ぜひ一度お問合せ下さい。設備のクオリティには大きな自信がありますし、価格以上にご満足いただけるのではないかと思います。
生前に購入してもムダな維持費がかからない!初回納骨まで護持費無料
向島たから陵苑は、このようなコストがかからないことが大きな特徴です。納骨堂にかかる護持費は一柱目のご納骨が行われてから費用が発生するため、納骨するまでの間の維持費は必要ありません。そのため、生前墓として購入した場合でも、かかる費用を抑えられるのです。
自分が亡くなった後、家族をはじめ残された人たちがお墓のことで困らないよう、生前にお墓を購入する人が増えています。元気なうちに、立地・予算を考慮した上で自分が思い描くお墓を購入でき、遺される人たちのお墓探しの負担を取り除くことができるのが、大きなメリットです。
生前墓を購入する場合に、実際にお墓を使用する前から維持管理費用が発生してしまうという問題があります。お墓を購入した後、利用しているかどうかに関わらず管理費などの維持費用がかかる霊園は珍しくありません。
ペットが先にお墓に入る場合、護持費はどうなるのでしょうか?
ペットが先にお墓に入る場合でも、護持費はかかりません。人が亡くなり、1柱目のご納骨が行われた時から護持費がかかる形になります。
向島たから陵苑の価格情報
参拝ブースの種類 | 販売価格 | 護持費(管理費) | |
---|---|---|---|
春 (一般参拝ブース) | 850,000円 | 年払い | 12,000円 |
30年一括払い | 324,000円 | ||
50年一括払い | 540,000円 | ||
秋 (ウィズペット参拝ブース) ※ペットと一緒に入れる | 850,000円 | 年払い | 12,000円 |
ペット追加料:3,000円 | |||
30年一括払い | 324,000円 | ||
ペット追加料:81,000円 | |||
50年一括払い | 540,000円 | ||
ペット追加料:135,000円 |
東京23区内にありながら、100万円をきる販売価格
首都圏のお墓選びの最近のトレンドとして、「100万円前後の予算でお墓を探す方が増えている」ということが挙げられます。
向島たから陵苑の販売価格(志納金)は85万円です。なお、販売価格には、下記の費用も含まれています。
- 永代供養料
- ご遺骨収納厨子
- 銘板彫刻代
- 参拝カード2枚分
このように、お墓にかけるコストのトレンドにマッチしているのが、向島たから陵苑の大きな特徴の一つと言えるでしょう。
販売価格の中に永代供養料が含まれているのですね。
利用期間経過後や、万が一お墓の承継者が絶えてしまった場合は、向島たから陵苑を運営する宝徳院の永代供養施設にご遺骨を安置し、永代供養を行います。無縁仏になる心配がないのも、メリットの一つなんですよ。
それは安心ですね!
また、外観や内装を拝見して、向島たから陵苑はかなり高品質な納骨堂という印象を受けます。その一方でお求めやすい価格設定なのではないかと思います。
おっしゃる通り、クオリティはかなり高いです。
それでいて、料金はトータルで100万円を切るよう、割安な価格に抑えてあります。しつらえや立地など、本来ならトータルで100万円以上の価値をご提供しているのですが、それ以下の価格になるように努力いたしました。
まとめて前払いがお得な護持費
護持費とは、納骨堂のメンテナンス料です。向島たから陵苑は自動搬送式納骨堂ですので、機械のメンテナンスが必要になります。納骨堂を維持していくための費用として、護持費があります。
護持費の支払い方法は、50年一括前払い、30年一括前払い、年払いの3つがあるようですが、一括前払いの方が割安になっているのですか?
50年一括前払いであれば、6万円の割引をさせていただいており、お得です。なお、ペットと一緒に納骨する場合は、50年一括前払いだと、7万5,000円割り引かせていただいております。また、30年一括前払いについても割引をさせていただいています。
初期費用はかかっても、一括前払いの方がトータルでは割安になるのですね。
一括前払いの方がトータルではお安いですね。
それと、生前にご購入の場合は、前もって支払ってしまうことで相続税を節税することもできるんですよ。そういう面でもメリットがありますし、将来お子さんに金銭的な負担をかけたくない、という方には一括前払いをおすすめしています。
最大8柱まで納骨可能
「機械搬送式納骨堂の場合、何名分のお骨が納められるのか不安」という方もいるのではないでしょうか。
向島たから陵苑では、最大8柱まで納骨可能です。
骨壺にはサイズが複数あり、例えば、すべてのご遺骨が入る大きめの7寸壺であれば2つ分の納骨が可能です。分骨をして小さな3寸壺ですと8つ入ります。
納骨は、骨袋でもできるのでしょうか?
骨袋の場合、4柱までご納骨いただけます。なお、骨袋の場合は分骨せず、すべての骨をご納骨いただけます。
向島たから陵苑の歴史と周辺環境
向島たから陵苑は、創建99年になる真言宗の寺院である宝徳院が運営しています。
宝徳院は墨田区東向島で長年親しまれている寺院ということもあって、古くからお寺にあった仏像など、歴史ある品々が本堂に残されています。不動明王像などの仏像や札額などは完全修復を行っているため、創建当時のような綺麗な姿になっていますが、これらの品々から、向島たから陵苑を運営する宝徳院の歴史を窺い知ることができるでしょう。
宝徳院がもともと加持・祈祷を中心とした寺院であったということもあって、今でも毎月10日には護摩焚きが行われています。
宝徳院の本堂を拝見しましたが、お寺の歴史が感じられる仏像などがたくさんありました。
本堂には、もともと当寺にあったものが多数あります。札額には、当寺の信徒の方のお名前や屋号が記されているんですよ。また、不動明王像や青龍大権現像、空海像なども元々あったものを完全修復しています。
本堂の障子の引き戸を開けるとテラスがありますが、こちらにはお稲荷様があります。このように、元々当寺にあった歴史的な仏像などを修復したり移築したりした上で、今も本堂に安置しているんです。
向島たから陵苑の概要
所在地:東京都墨田区東向島四丁目20-8
事業主体:宗教法人 宝徳院
施設・設備:永代供養墓/バリアフリー/法要施設/休憩所/会食施設/駐車場/自動搬送式
交通アクセス:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「東向島駅」から徒歩約3分
向島たから陵苑の最寄りの東向島駅は、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)沿線の駅のため、浅草へのアクセスが良く、浅草からは渋谷や銀座、日本橋などの都心へ出ることができます。
さらに、東向島駅近くの東向島広小路バス停はバス路線が多数通っていて、上野や日暮里、錦糸町など、複数の鉄道路線の走る大きな駅へ向かうことも可能です。
【ライフドットからのアドバイス】お墓選びの基本は「資料請求」と「見学予約」
いまこのページをご覧の皆様の多くは、初めてのお墓探しをされていることでしょう。
- 何から調べたらいいかわからない
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こういった不安やお悩みを抱え、お墓さがしをされている方は大勢いらっしゃいます。
まずは気になったお墓の資料をご請求頂く事と、実際に見学する事がとても重要です。ライフドットでは、安心できるお墓探しと、後悔しないお墓選びのお手伝いをしています。少しでも不安な事や分からない事があればお気軽にお問い合わせください。
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初めてのお墓選びは、分からないことだらけで当然です。ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。