箕面市のお墓・霊園の傾向
箕面市は、大阪府の北部にある人口約13万6千人の市です。市の南部に住宅地や商業地が広がり、大阪都市圏のベッドタウンとして栄えています。一方、市の面積の3分の2を占める北部は山間地となっており、「明治の森箕面国定公園」に指定されています。
市立霊園は空きがない 寺院墓地が多いエリアの中で特徴的な民営霊園が人気
箕面市には公営霊園として「箕面市立霊園」があります。一般区画は平成30年の募集を最後に今現在(2020年9月)は行われていません。空き区画が出た年には募集が行われるので、市の広報やホームページを確認しましょう。一方、合葬式墓地は随時募集しています。市民は5万円(税別)、市民外は7万5千円(税別)で利用できます。
その他、寺院墓地が多い中で特徴的な民営霊園が「箕面ピーステンボス」です。大阪平野を見下ろすことができる景色の良い丘陵に設けられた、イングリッシュガーデン風の明るい雰囲気の霊園です。一般区画、樹木葬区画、ペットと入れる区画など、利用者の多彩なニーズに応える区画を用意しています。「箕面駅」と「千里中央駅」から無料送迎バスも出ているため、車のない人も負担なくお墓参りができます。
箕面市の交通アクセスの特徴
箕面市の霊園は平野部と山間部のそれぞれに点在しているため坂道が多く、車社会のため、お墓参りにはマイカーの利用が便利です。
主要幹線道路として、国道171号線と176号線、梅田まで延びている新御堂筋(国道423号)があります。高速道路も新名神高速道路が開通し、「箕面とどろみIC」ができたことで、名神道、中国道、近畿道、阪神高速などとの接続が便利になり、遠方へのアクセスも飛躍的に向上しました。市内はところどころ渋滞が発生しやすく、狭い道も多いため、交通には十分気をつけましょう。
鉄道路線は阪急箕面線があり、大阪都心への交通を担っています。これに加えて北大阪急行の延伸計画が進んでいます。現在終点は「千里中央駅」(豊中市)ですが、2023年に箕面市内に「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」が開業予定です。大阪メトロ御堂筋線と乗り入れるため、都心へのアクセス向上に期待が高まります。
路線バスは阪急バスに加えてコミュニティバス「オレンジゆずるバス」が運行し、市民の足を支えます。